3日目 パリの街歩き
2010年 05月 01日
本当は買い物できればよかったんだけど、土曜日は飲食店を除いて閉まってるお店が多いんですよね。
ホテルで朝食を食べてチェックアウトし、荷物を預けて出発。
テレテレ歩いていると、マルシェと書いた建物があり、覗いてみると市場でした。
海外の市場を見るのって、好きなんですよねぇ。
新鮮そうなお魚が、氷の上に並べられていました。
お惣菜屋さんが何軒かあり、手前のショーケースに並べられたお惣菜も美味しそうでしたが、奥の棚にはワインにシャンパンにウイスキーとお酒の数々。
成城石井や紀伊国屋ならともかく、種類豊富なお酒が並ぶお惣菜屋さんが街の市場にあるってのがいいですねぇ。
さらに歩いていくと、オペラ座が見えてきました。
何度も目にはしているものの、入ったことはありません(苦笑)。
この日(5月1日)はメーデーでした。
(メーデー:労働者が統一して権利要求と国際連帯の活動を行なう日)
テレビで見る日本でメーデーの行進と、大差なかったような・・・。
行進の監視なのか、行進経路の通行止めのための交通整理なのか、パトカーがあちこちに。
パトカーのサイレン音を聞くと、パリに来たなぁと思ったりします。
パリの街を歩いていると、側溝に水が流れているのを良く見ます。
水道管が破裂しているわけではなくて、道路清掃車のブラシで側溝に掃いたゴミを、流すためみたいですが、誰が水を流したり止めたりするのか、不思議なんですよねぇ。
さらに歩いていくと、シャンゼリゼ大通りにたどり着きました。
オーシャンゼリゼ、オーシャンゼリゼ♪
初めて来たときは、思わず口ずさんでしまったなぁ。
シャンゼリゼ大通りには、プジョー、ルノー、シトロエンのほか、メルセデスとトヨタのショールームがあります。
C42と名付けられたシトロエンのショールームは、2007年9月にオープンしました。
前回パリに来た2005年9月には建設中で、初めて見ました。
ショールームのおねいさんは、8頭身ぐらいでサスガ容姿端麗でした。
地上4階地下1階の5フロア構成になっていて、各階間を螺旋状に階段が結んでいました。
1階に置かれていたのは、C3のプレミアムモデルである、登場したてのDS3。
その他に、C4のラリー車や中国生産のC4セダン、ジュネーブショーに出展されたコンセプトカーなどが展示されていました。
以前の建物にはレストランはあったものの、グッズショップはなかったのですが、新しい建物ではミニカーを中心としたグッズが売られていました。
通りの反対側には、ルノーのショールームがあります。
2階はレストランになっているのですが、未だ食べたことはありません。
【補追】2011年11月に、初めてレストランで食べました。
トゥインゴのオープンモデル・Windが展示されていましたが、一番興味を惹いたのは、クリオ(日本名ルーテシア)のゴルディーニ・モデル。
エンジンなどのスペックはルノースポール・モデルと同じようですが、8ゴルディーニのような2本の白ストライプがいいです。
あとカッコいいなぁと思ったのが、新型メガーヌ。
現地では既によく目にしましたが、日本では旧型のルノースポールとグラストップカブリオレの在庫が残っているからか、まだ入ってきていません。
大きくなった感じがしますが、結構流麗なラインでした。
シャンゼリゼ大通りを歩ききると、凱旋門。 下にはパナメーラが走っていました。
最初に来たときに登ったっきり、今回も見上げただけですが、結構な人出でした。
最近は東洋人を見ても、日本人より中国人が多いです(服や女性の化粧を見ると何となくわかる)。
地下鉄に乗って移動。
パリの地下鉄でもSuicaのようなNavigoというカードがあるのですが、顔写真を提出して登録するとかいう面倒くささから、乗るときはもっぱら回数券(カルネ)を使っています。
関西私鉄のカード・PiTaPaが、クレジットカード払い専用なのも不便ですが・・・。
向かったのは、ベタなエッフェル塔。
とあるものの予習として、久々に見に来ました。 下から見ただけです。
4本の足にそれぞれ設置された斜行エレベーターには、長蛇の列ができていました。
下から見上げても、立派な架構です。
最後に向かったのが、ポルト・ド・ベルサイユにある国際展示場。
展示を見るわけではなくて、2006年12月に開業したT3号線(トラム)に乗るため。
以前、T1号線には乗ったことがありましたが、このT3号線は2005年2月にレトロモビルを見に来たときには工事中でした。
南外周道路には、芝生に覆われた専用軌道が引かれていました。
アルストム製の7連接車でしたが、盛況な展示会のおかげか結構混んでいました。
ホテルに戻って荷物を受け取り、パリ東駅(Gare de Est)へ。
駅構内のカフェで、クローネンブルク1664を一杯。
パリ郊外のダンフェルーロシュロー駅までRER線で向かい、そこからはバスでオルリー空港へ。
バスの車窓から水道橋らしきものを見かけましたが、帰って調べてみると、アルクイユにある水道橋のようで、17世紀に造られて、19世紀にも増築されたものだそうです。
実は水道橋好きでもあるので、次(いつだ?)来たときは、見に行ってみよう。
オルリー空港から乗ったのは、TAPポルトガル航空。
以前、リスボンからパリまでの移動に使いましたが、今回2回目。
2時間少々のフライトでも、国際線ゆえか軽食が供されました。
豚肉を挟んだパンと、チョコ味のケーキ、そしてビール(笑)。
着いたのは、ポルトガル第2の都市・ポルト。
ホテルのあるポルト中心街へは、メトロというライトレールというかトラムのような列車に乗ること30分ほど。
坂の街の洗礼を浴びつつ、重い荷物を引いてホテルに到着しました。
(続く)
無事のお帰り、何よりです。
きれいなお写真ですね~、本当に。
一人旅もおクルマさんは趣味がいろいろとおありなので
楽しそうです。
そりゃあ奥様とご一緒の方が嬉しいでしょうけれど♪
私がパリに行ったのなんて、もう20年くらい前ですから
ずいぶん変わっていますよね~~
ショールームのお姉さん、広報用の写真を貼り付けたのかと
思っちゃうくらいおきれいです。
そういえば、弟一家(四人家族+犬)が
ただいま、ルノーの納車待ちをしています。
ガングーンだったか???そんなような名前でした。
引き続き、楽しみにしております。
夜遅くまでフラフラと歩き回りましたが、怖い思いもせず、無事帰ってこられました。
ある意味では気楽でしたが、バルセロナのように、連れてまた来たいなと思ったのも事実です。
私が最初にパリへ行ったのは12年前でしたが、それからでも、街の"らしさ"が薄れ、オリジナルな車が絶滅してしまい、ミニカーを探す以外に楽しみが減ってしまいました。
でも視界が抜ける道や、突き当りにモニュメント的な建物がある街の区画は、思わずうれしくなる瞬間もあります。
ルノーのカングー(kangoo)ですね。
ホノボノしたデザインで、ふんわりした乗り心地、いい車だと思います。
弟さん一家のお車とはいえ、納車が楽しみですね。
>>56F3Rさん
フランス車モデルを作るレジンメーカーが淘汰されてしまったのか、どのお店に行っても琴線に触れるミニカーがないんですよねぇ。
昔は306Cabとか初代Kangooとかカタログをもらっていましたが、最新車への興味に応じてか、今回はプジョーRCZしかもらいませんでした。
ヨーロッパのガレージライフは、ぜひ覗き見てみたいですね。
これらは銀座の日産ギャラリーやTOYOTAアムラックスのようなショールームなんですよ。
ディーラーにも寄ったことはありますが、いちおうパンフレットぐらいはくれたり、座ったりはさせてもらえましたよ。
国際免許は取っていないので、試乗はしませんでしたが・・・(笑)。
>>ROYさん
ROYさんのようにお料理される方だと、メニューが浮かんだりして、市場を見る楽しさは尚更でしょうね。
ドイツやベルギーで、地ビールを飲んで回ってみたいものです。
個人的には、普通ビールの中ではクローネンブルク1664(仏)が結構好きです。
一度だけここぞとばかりシャンパンはいただきましたが、機内でワインは飲んだことないなぁ・・・。