京都旅行4(乗る編)

京都旅行といいつつ、4日目は新潟への移動日。


15時から友人の結婚式に出席する相方を宿に残し、8時過ぎに出発。

京都駅から乗ったのは、683系の特急「サンダーバード」号。

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「サンダーバード」号は富山行き。
北陸は車では何度も通っているものの、鉄道では乗り通したことがない北陸本線を通って、新潟に帰ろうという魂胆です。

「サンダーバード」号とは、テレビ番組から名前を取ったと長らく思っていましたが、旧列車名「雷鳥」号を直訳しただけだったと、数年前にハタと気付きました(苦笑)。


京都を9時過ぎに出発して、富山に着いたのは12時。
新潟に帰るにしては早い時間に来たのは、寄り道するため。

北陸新幹線開通に向けた大工事中の富山駅とは無縁の、電鉄富山駅へ。
富山地方鉄道の富山駅です。
今は、西武鉄道の旧レッドアロー号(左)とか、京阪の電車(右)も走っているんですねぇ。

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が、せっかく来たからには、富山地鉄オリジナルの車両に乗らないと。
デビュー当時から整ったデザインだなぁと思っていた14760形(左)に惹かれながら、14720形(右)の各駅停車に乗車。

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14720形は、昭和37年(1962年)日本車輌製ということで、もうすぐ半世紀にならんとする古豪ですが、大事に使われていました。

普通列車に揺られて向かったのは、終点の宇奈月温泉。
切符の地紋は、立山連峰などが現されていて、キレイでした。

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宇奈月温泉までは、普通列車で1時間半(特急なら1時間)。

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宇奈月温泉といえば、トロッコ列車の起点として有名ですが、今回は見るだけ。

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見たのは、黒部川電気記念館。
大正12年に建てられた旧日本電力宇奈月事務所の建物で、2階以上にはトロッコ列車の運行会社である黒部峡谷鉄道が入っているようです。

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山小屋風に見えるのは、構造材を露出させたハーフティンバーゆえか?
記念館として公開されている1階は、キレイに改装されてしまっており、当時の面影はありませんでした。

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帰りの列車は、想いが通じたのか、念願の14760形。
トップナンバーでなかったからか、残念ながらローレル賞(1980年に受賞)のプレートはなし。

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富山地鉄の車両全般に言えるのですが、全車転換クロスシートの豪華仕様。
(旧レッドアロー号は、回転リクライニングシート)
ただし、ワンマン運転のために、運転台とドアの間の座席が撤去されており、かぶり付席はありませんでした(涙)。

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帰りの列車は電鉄魚津で降りて、長い地下通路を通って北陸線の魚津駅へ。
死ぬ思いでダッシュして(苦笑)、2分乗り換えに成功しました。
普通に歩けば、5分以上は必要です。

乗り換えた電車は、419系。
一見、特急電車のように見えますが、実は普通電車です。

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寝台特急用の電車であった583系を、国鉄末期に普通列車用に改造した車両です。
中間車を先頭車に改造したこちら側の運転台は、この風貌から食パン電車とも呼ばれていたようですが、普通列車に見えますかね。

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車内は、高い天井や上段寝台の機構など、寝台車の雰囲気が少し残っています。
網棚や吊革は後付けされていますが、座席の間隔は特急仕様のままで、前席の人と膝がぶつかることはありません。

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似たような車両が走っていた東北と九州では既に全車が廃車されていますが、今も残っていたこの419系も、2011年3月までに廃車されるそうです。
(追補)残念ながら、計画通り廃車されてしまいました。


一旦富山に戻って、乗ったのは、富山ライトレール「ポートラム」です。
港の「ポート」と、路面電車の「トラム」を掛け合わせたネーミングとか。
JR富山港線として運行されていた路線を、路面電車のような車両に置き換えて、運行されています。

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車両の床面はホームと段差のないバリアフリー化され、大きな窓で車内は明るかったです。
1回の乗車で200円。 専用カードならもっと安いようです。
下校時間の夕方ということもあってか、老若男女で結構な混みようでした。
(写真は終点岩瀬浜での折り返し時で、空いていますが)

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富山からは、特急「北越」号で新潟まで。
写真を撮り忘れましたが、リニューアルもされていない旧態依然の485系でした。
ガラガラの自由席で座席を向き合わせて、ノンビリ。

なぜか宇奈月温泉で売っていた白エビ押し寿司と、富山駅で買った鱒寿司と鰤寿司をつまみに、最後もビールで。

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5時半頃に富山を出て、新潟着は8時半頃。
かなりの長旅でした。



相方の結婚式出席を機に、京都旅行といいつつ、天橋立や伊根の舟屋、宇治平等院も見つつの京都洋館巡り、そして富山ではローカル線の旅、例によって好き放題の旅でした。
富山地鉄は大いに気に入ったので、今度は写真でも撮りに行こうかな。


(終わり)
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Commented by gop at 2010-10-24 20:03 x
行かれましたね(^^
魚津でに分乗り換えは凄いなぁ、切符買うだけで一分掛かるし(笑)
白海老は美味いですよねぇ、掻き揚げ食べたい!上流の温泉も是非。
http://987.blog.so-net.ne.jp/2009-08-20

Commented by ROY@Osaka at 2010-10-24 21:33 x
アイトラム・ポートラム・セントラム三兄弟やら、宇奈月から先やら、富山は新旧この筋の話題に尽きませんね。今回は駅弁だけのようですが、ご存知の通り美味しいものもいっぱいありますし、また行ってみたくなりました。前回の京都市内といい今回といい、色々な形式の乗り比べをされているのを見て、自分もこんな原点回帰(?)旅行を久しぶりにしようかな、とも思います。
Commented by okuruma1970 at 2010-10-25 07:52
>>gopさん
ようやく行くことができました、起点駅までですが・・・。
魚津駅2分乗り換えは、大きな荷物を持って必死でした。
gopさんの記事から白海老の掻き揚げにも惹かれたのですが、前夜飲みすぎていたため、断念しました(苦笑)。
上流の温泉は、お湯はいいのでしょうけれど、険しい道程のようですね。
相方が「行く」というかなぁ・・・。

>>ROYさん
大阪へは、出張でしょうか、帰省でしょうか?
今回は慌しくポートラムだけでしたが、各路線も乗ってみたいものです。
前夜の飲み過ぎがたたり、美味しいものに食指が伸びませんでしたが、どういうところで食べられるのですかねぇ。
旅先ではあれやこれやと乗り回ってしまいますが、普段乗る列車が限られている反動でして、多様な出張をされているROYさんにの足元にも及びません(笑)。
「北陸」号はなくなってしまいましたが、北陸へもぜひどうぞ。
Commented by gosyurin at 2010-10-25 19:37
さすが、常人の帰り方ではありませんね(笑

数年前までは、長浜以北の各停といえば食パンだったのだけれど時代は変わってしまいました。
最近では地方部で新車が投入されると例外なく短編成化されますねー。
Commented by okuruma1970 at 2010-10-26 21:32
>>gosyurinさん
いえいえ、寄り道を除けば(苦笑)、至極真っ当な帰り方でしたよ。
14760形への興味が再燃したのは、gosyurinさんの記事でしたし(笑)。
 http://gosyurin.exblog.jp/12629674/
敦賀まで直流化され、以北も521系が導入されているようですが、419系の置き換えも521系(2両編成)なのでしょうか?
乗客自体も減っているのかも知れませんが、投資リターンが見込みにくい地方路線では、短編成化してコスト削減しないと、新車を投入できないのでしょうね。
Commented by TokyoRomanTheater at 2010-11-04 15:15
京都旅行と思いきや、富山にまで足をのばされていたのですね〜。さすが。
私達も先般の秋のツアーで富山に行きまして、電鉄富山駅のロッカーにお世話になったりしてました。。移動途中には「食パン電車」にも何度か乗りましたよ。寝台車だったことは相方に教えられて初めて知ったのですが、高い位置にある運転席の小さな窓や細長いドアがなんだか不思議な感じがしてよかったです。
旅の間には何度も見かけたような気がしたのですが、来年引退しちゃうんですねー。。。
Commented by okuruma1970 at 2010-11-04 22:42
>>tomoさん
足を伸ばしたというか、新潟への帰り道に立ち寄ったんですよ。
419系は、見るからに食パンみたいな風貌の電車ですよね。
ローカル電車にしては天井が高く座席もゆったりしていますが、寝台車の証である折り戸(細長いドア)は、乗り降りに時間が掛かってしまうようです。
私も引退は知らずに乗ったのですが、帰ってきて調べたら来春引退でした。
Commented by 56F3R at 2010-11-13 23:23 x
富山地鉄はいつも乗ってみたいと思いつつ
北陸方面に旅行するきっかけがつかめず
断念してきました。
地方鉄道にいった首都圏の電車に乗るのって
不思議な感じで、好きですね。
長野電鉄や伊豆急は比較的良く出かけます。
Commented by okuruma1970 at 2010-11-14 23:00
〉〉56F3Rさん
やはり旅って目的ときっかけが必要ですよね。
幸い、洋館は日本各地に点在しているので、あの建物を見たと、あの電車に乗ってみたい(笑)、をくっつけて、私はよく出掛けます。
首都圏から譲渡された車両を見ると、2・3両になって物悲しくもありますが、現役なだけ有難いですね。
ただ、高度成長期に作られた地方私鉄のオリジナル車両が、それらによって駆逐されるのは何とも・・・。
長野電鉄の2000系も、成田エクスプレスで駆逐されるとか(涙)。
by okuruma1970 | 2010-10-05 22:07 | 国内旅行記 | Trackback | Comments(9)

Peugeot306CabrioletとPorscheBoxster987のオープンカー2台生活だったのがBoxsterを手放したので本当は1台だけ、といいつつただの旅日記かも


by okuruma1970