幌馬車2台の道楽日記

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Peugeot306CabrioletとPorscheBoxster987のオープンカー2台生活だったのがBoxsterを手放したので本当は1台だけ、といいつつただの旅日記かも

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九州温泉旅行2(1日目)

ちょっと前になりましたが、11月末に九州へ行ってきました。


3年前に行った新婚旅行のJALマイル(約12,000)が期限切れになる前に、使ってしまおうというのが始まりでした。
友人から「韓国も行けるよ」と聞いたものの、午前便やソウル線は満席だったので、本来なら12,000マイルでは中国四国地方までしか行けないところ、閑散期に九州沖縄まで行けるようになるディスカウントマイルの期間に合わせて、九州に行くことにしたのでした。


2ヶ月前の予約開始日にパソコンで格闘しましたが、ディスカウントマイル期間ということもあってか、目的地に近い路線はおろか、福岡線でも9時10時発の便は取れず、羽田8時半発の福岡線を予約。
さらには、飛行機の種類(機材)が変更になったらしく、相方と席が離れてしまいましたが、羽田に着いたのが遅かったので、文句を言う暇もありませんでした(苦笑)。
動き始めてからドライブが長いなぁと思っていたら、できたばかりの第4滑走路から離陸するようでした。
浮島状になっているのがわかりますか?

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家を出たのが朝早かったので、空弁で朝食。
たいめいけんのポークジンジャー弁当、って豚生姜焼きとは名付けないのね。
(残念ながら「挑戦的などんぶり」にはなりませんでした、笑)

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福岡空港から市営地下鉄でJR博多駅へ。
福岡空港は、直下に地下鉄が乗り入れ、繁華街まで10分ほどという便利な空港です。

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博多駅は、3月の九州新幹線全線開業に向けて、工事真っ盛りでした。
由布院と天草に行った去年6月同様に、今回も福岡は通過(ごめんなさい)して、佐世保行きの特急みどり号に乗り込みました。
783系のみどり号は4両ながら、長崎行きかもめ号5両とハウステンボス号4両と併結して、博多出発場面では堂々たる13両編成。
今時13両編成の在来線特急なんて、他にないんじゃないでしょうか。

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肥前山口でかもめ号と別れ、着いたのは武雄温泉駅。
ちなみに、武雄温泉へは、2枚きっぷを利用しました。
1人で往復利用しても良し、2人で片道利用しても良し、乗車券+自由席特急券=2,520円のところ、乗車券+指定席特急券=2,100円(2枚で4,200円)と、お得です。
九州内でしか買えないので、九州外の人だと事前予約できませんが、缶ビール分ぐらいお得になるので、区間が合えばオススメです。






せっかくの温泉地なのですが、泊まるでも浸かるでもなく、見学のみ。
武雄温泉楼門の見学しました。

洋館好きな私が、九州まで和建築というか寺社風の建築を見に来たのは、東京駅の建築家として知られている辰野金吾によって設計されたからでした。
この楼門は大正4年に建てられて、今では国の重要文化財に指定されています。

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屋根上には鯱を戴き、構造材が朱色に塗られた、完全な寺社建築です。
寺社建築というよりは、竜宮城風?
漆喰部分はハーフティンバーのように見えなくもないですが、Ω状の装飾が洋風のような、でもこういうのは寺社建築にもあるんですかねぇ。
楼門通路の天井は、立派な折り上げ格天井です。
通路の右側には楼門2階へ昇れる階段があり、左側には飲食店があります。
この飲食店部分は後の増築なのか、内装は古めかしくないのですが、定食やちゃんぽんをお手頃価格でいただけるようです。

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楼門を通り抜けると、似た雰囲気の新館が待ち構えています。
楼門と同じく、辰野金吾によって設計されて、大正4年に建てられました。
塗り分けは寺社建築風というか竜宮城風ですが、よくよく見ると、左右対称で両翼が張り出した様式は、明治初期に建てられた役所建築のようでもあります。

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建屋の裏手に独立した形で浴場が建っています。
洗い場、浴槽に貼られたタイルがキレイ!
屋根には換気塔状の湯気抜きがあり、それを中心に放射状に伸びた天井構造が、これまた美しい。

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2階は休憩室の大広間。
大衆用の大風呂と小振りな上級風呂の階級制といい、道後温泉本館も似たような感じだったなぁ。 今の日帰り温泉やスーパー銭湯と同じ考え方、というか元祖みたいなものなのでしょうね。

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30分ぐらいなら平気で歩く私ですが、今回は往復ともタクシー。
1時間に1本運転されている佐世保行きみどり号ですが、先ほど降りた1時間後のみどり号に乗る慌ただしい武雄温泉見学でした。
再びみどり号に2駅だけ乗って、早岐へ。

早岐からは、快速シーサイドライナー号で諫早へ。
シーサイドライナーなんていって、外は塗り替えられていましたが、よく見ればキハ66・67。
当初は筑豊エリアを走っていたディーゼルカーも、今では大村線で(最後の?)ご奉公のようですが、転換クロスシートは快適でした。

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諫早からは、島原鉄道に乗って島原へ。
キハ20系の車両が活躍しているかと思いきや、今は第3セクター鉄道と同じような気動車で運行されているんですねぇ。
ちょっと拍子抜け。

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島原駅で降りて、バスを待つ間に、洋館へひとっ走り。
大正12年に建てられた床屋さんで、今は喫茶店「工房モモ」として営業されている青い理髪館を見ました。
時間があれば、お茶しながら館内も見てみたかったのですが、本当に写真を撮っただけで駅にとんぼ返り。

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島原駅から島原鉄道バスに乗って雲仙へ。

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ようやく、本日のお宿に到着。
エントランスの並木には圧倒されました。

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本日のお宿は雲仙観光ホテル
雲仙というか九州に来たかった理由の一つが、このホテルでした。
今年泊まった六甲山ホテル十和田ホテルと同じく、昭和戦前に外国人誘致のために建てられたホテルです。
ホテルの方によると、木造ではなく鉄骨造りのようですが、1階は石造り風、2階はログハウス風、3階はハーフティンバーという、山荘というかリゾート感を醸し出していました。

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エントランスを入って正面には、お役所のような振り分け階段で、機械製材ではなく、手の込んだ手斧仕上げが泣かせます。
六甲山ホテルと十和田ホテルにもありましたが、こちらにもライブラリーがありました。

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お部屋は、3階のスーペリアツイン。
本当はアールヌーボー調のラグジュアリーツインに泊まりたかったのですが、お値段にひるみました(苦笑)。

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金曜日に休みを取って出掛けたので、この日は空いていました。
温泉では他の客と会わなかったので、ゆったりノンビリできました。


メインダイニングでの夕食からは、2日目でご紹介します。


(続く)
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Commented by at 2010-12-13 17:08 x
ひゃあああああっ!
先ほど、ご訪問いただいたとき、ちょうどこちらも返コメをアップ中で驚いたのですが……
今、こちらにうかがい、タイトルにもしや……?と思ったところ、ビンゴ!!!

このクリスマスに雲仙観光ホテルに泊まる予定です!!
以前、それと知らずに、同じ便で熊本から帰ってきたこともありましたよね~
ご縁でしょうか、今後ともよろしくお願い申し上げます♪

ホテル、やっぱり素敵ですね。
「青い理髪店」もお茶する予定でおります。
レンタカーで、運転手の夫が城(跡)めぐりを計画しているようです。
雲仙観光ホテルを採用してもらった以上、私は素直についていくつもりです(笑)
次回のお食事記事も楽しみにしております(これも旅のポイントですから 笑)

辰野金吾の武雄温泉楼門、良いですね。
わざわざお出かけになった甲斐があるというものです。
辰野先生様が、和風建築を手がけていたのもびっくりしました。
Commented by okuruma1970 at 2010-12-14 23:06
>>釉さん
さすが、行動パターンが完全に読まれていますね(笑)。
いやぁ、ホテルの雰囲気やサービスは素晴らしかったです。
クリスマスにお泊まりとは、うらやましい。(さぞやお値段も・・・)
早めにチェックインして、ゆっくりチェックアウトして、思う存分ご堪能ください。

武雄温泉は、すぐ近くの有田に寄りながら見逃していましたが、辰野建築コンプリートのために、と思って寄った甲斐がありました。
大阪にも、辰野設計の入浴施設を移築した和建築があるようなので、そのうち行ってみたいと思っています。
 http://www.e-oyu.com/sakai/tatsuno.html

お料理は、今週末記事にしますのでお楽しみに。
それにしても、クリスマスが楽しみですね。
Commented by ROY at 2010-12-19 12:15 x
キハ66/67は塗装を変えたりエンジンを更新したり等々しながらも健在のようですね。今や国内の他の方面への移籍も難しいでしょうし、エンジン更新もそう昔のことではないので、当分は走り続けるのではないでしょうか。
雲仙行のバスの画像の右端に少しだけ写っているお城のようなものは、島原駅の駅舎でしょうか?
それにしても武雄温泉から肥前山口に戻ってではなく早岐経由で諫早に向かうところが、相変わらずご健在ですね(笑)。
Commented by okuruma1970 at 2010-12-20 23:44
>>ROYさん
当初配属された筑豊を離れて今なお活躍しているのは、今日でも通用する車内設備だったからか、はたまた新幹線や幹線に集中投資して、ローカル線は玉突きで凌いでいる某社の台所事情ゆえか・・・。
ともあれ、健在なのはうれしい限りです。
写真の片隅の形から駅舎を言い当てるとは、さすがです。
時刻表片手に肥前山口経由を調べたもののうまく接続せず、ネットで路線検索した結果が大村線経由のルートでした。
なまじ先入観がある経路よりも、意外な経路の方が早かったりするものなのかもしれません(笑)。
by okuruma1970 | 2010-11-26 21:40 | 国内旅行記 | Trackback | Comments(4)