幌馬車2台の道楽日記

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Peugeot306CabrioletとPorscheBoxster987のオープンカー2台生活だったのがBoxsterを手放したので本当は1台だけ、といいつつただの旅日記かも

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三重県で鉄分補給(中編)

秋分の日の土日に行った、三重旅行の1日目夕方から2日目朝までの日記です。
22日は三岐鉄道北勢線を中心に乗って、関西線の関駅まで来たのが「前編」でした。


迎えに来てもらった車で宿に向かい、荷物を置いて夕食へ。
宿については後で紹介しますが、夕食が売りの宿ではなかったので・・・。

観光地とはいえ、大きな街でも温泉街でもないので、6時には軒並み閉店。
向かったのは、関宿の古い街並みの中で、夜遅くまで営業している数少ない飲食店「くらぞう」。
正面からは伺い知れませんが、通りから見ると、なまこ壁の蔵造りの飲み屋さんです。

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まずは、生ビール大ジョッキで乾杯。

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桑名で食べられなかったハマグリは、こちらでも売り切れでありつけず、大振りなアサリの酒蒸し。
スープにもいいダシが出ていて、美味しいんですよねぇ。

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ビールが進んでくると、だんだん身振り手振りが大きくなってしまう、酔っぱらいな私。
普通は2杯目から中ジョッキに変えるのですが、この日は最後まで大ジョッキで5杯。
店員さんからも、「よく飲まれますね・・・」と呆れられてしまいました(苦笑)。

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締めは、関宿のある亀山市のご当地B級グルメ「亀山みそ焼きうどん」。
「うどんを野菜や肉と一緒に鉄板等で焼き、赤味噌ベースの調合した味噌ダレで味付けしたもの」ということですが、このお店では底が卵でとじられていて、マイルドな仕上がりになっていました。

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日本酒にスイッチしたROY氏も、ちょっといい気分になってきました。

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宿までどう帰ってきたのか、宿では風呂にも入ったそうですが、覚えていません・・・。
さらに、風呂上がりのビールまで。 よく飲みました。



さて、泊まったお宿は、「国民宿舎・関ロッジ」。
もちろん、真っ当な客室もありますが、我々が決め打ちで泊まったのはこちら。

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外からは暗くて良くわからないかも知れませんが、客室はこんな感じ。
その昔、急行「さんべ」号(米子〜博多)に使われていたらしい20系客車です。
3段寝台が向かい合ったパーティションを、2つ分ぶち抜いて、1部屋にした個室になっていました。
泊まろうと思えば、1室に6人寝られるようです。

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ちなみに、こちらによると、3号室「やまびこ」だけは、元のパーティションのまま残されているようです。

計画が持ち上がってから、ROY氏から提案があったのが、湯の山温泉の温泉ホテル。
定番を提案されたら変化球を投げたくなるのが私の性分で、三重県内の宿を諸々探していたら、関宿の宿場街もいいと思ってたんだよなぁ、おっブルートレインとは!、ということで提案し、快諾されたのでした。

寝台の幅は52cm(お見苦しい姿で申し訳ない)。
今年3月に乗った急行「きたぐに」号も3段寝台でしたが、寝台幅は70cmでした。
「さすがに狭かった」、と言いたいところでしたが、酔っていつの間にか熟睡していたのと、妙にスポッとはまって、思ったほど強烈な狭さは感じませんでした。

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朝食は、合宿所のような食堂で、魚の干物焼きを中心とした和定食。
さんざん飲んで食った翌朝ですが、宿での朝ご飯はなぜか食べてしまうんですよねぇ。

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20系客車の客室に泊まって朝食付で、2人分7,770円とか。
1人4,000円もしませんでした。
寝台はもちろん、部屋自体も狭いですし、かなり古びていてお世辞にもキレイとは言えないので、普通に泊まる方には決してオススメしませんが、寝台車の雰囲気を味わいたい方にはオススメの宿です。

ちなみに、「ブルートレイン」と指定しないと、普通の客室になると思われます。
じゃらんなどの宿泊予約サイトでも予約できるものの、全室をネット予約に公開しているわけではないようで、また直前まで予約を受け付けていないのか、我々が予約しようとしたときには「ブルートレイン:空室なし」になっていましたが、ROY氏に電話を掛けてもらったところ、あっさり取れたそうです。

こんな記事もありましたし、個人的な経験からも、必ずしもネット予約が万能ではないですね。
特に、宿の部屋数は多いのに週中日の空室数が2・3室ぐらいしかない場合と、2・3ヶ月先まで週末は全て満室、というパターンは、十中八九、手持ちの部屋を確保しているはずです。


そんなこんなで、寝台車での夜を堪能し、関の宿場街へ。
関宿は、東海道五十三次の47番目の宿場街だったそうで、国道1号線のバイパスが早くに出来たからか、昔ながらの街並みが今も残っています。

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ちなみに、宿場街の古い建物を活用した石垣屋という旅人宿がありましたが、旅人同士の交流を楽しむお宿だそうで、男女別の相部屋という形式でした。

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宿場街資料館のような形で館内を見学できる町家が何軒かありましたが、京町家のように、間口が狭く、奥が深い造りのようでした。

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城下町では路地に突き当たりを設けて、敵軍に一気に攻め込まれないようにしていた、と聞きますが、この関宿も何か意図があってか、道は真っ直ぐではなく、ところどころ微妙に湾曲していました。
でも、この曲がり具合がいい雰囲気です。

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雨に降られたこともあって、20分ほど散策しただけで駅に向かいました。
関駅も漆喰塗りの宿場街の雰囲気をした造りでした。

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関から亀山まで1駅は気動車で、亀山からは快速電車に乗って四日市へ向かいました。

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というわけで、酔いどれながらも、寝床でまで鉄分を補給しました。



続く
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Commented by INITIALE_P at 2012-10-01 00:58 x
湯の山温泉ね~10年くらい前に行ったな~御在所登っていい景色、って感じ。そばの沢は水がきれいで、ちょっとした窪みで道端から見えないところで水浴びしたな~懐かしい。湯の山温泉自体は既にピークが過ぎた感があり、近鉄特急も直通しなくなってしまってますね。こじんまりとした山あいの温泉地。
でも、このブルトレで正解かも。
関宿、いいですね、奈良井に昨年行きましたが、この雰囲気は大好きです。
Commented by okuruma1970 at 2012-10-02 22:23
>>INITIALE_Pさん
湯の山温泉に行かれたことがあるのですね。
活気のある宿はあっても、残念ながら温泉地自体はどこも寂れてきていますよね。
そうそう、以前は湯の山温泉には特急が直通していましたね。
どこにもある温泉ホテルより、ブルートレインで良かったと思いました。
洋館巡りばかりしている私ですが、宿場街の雰囲気も好きです。
Commented by ROY at 2012-10-02 23:37 x
味噌焼きうどんの下が卵とじになっているのは特に意識していませんでした。画像を見て気付きましたが。自分でも作ってみようかと思います。客車客室は扉の建てつけやら内装やら相当のくたびれようでしたが、そこが逆にコアな人を呼ぶんでしょうかねえ。しかし帰り道もお風呂も覚えていないとは、ある意味羨ましいです(笑)。
Commented by okuruma1970 at 2012-10-04 00:00
>>ROYさん
卵とじは、私も写真を見て気付きました。
帰り道も、お風呂も覚えていないもので・・・(苦笑)。
毎度、すみません。
古びた施設でも、あの客室ならコアな人を呼びますよ。
我々も他人様のことを言えませんが・・・(笑)。
Commented by ねこ鉢 at 2012-10-06 19:15 x
20系寝台は鉄ハクで見ましたがその幅の狭さに驚いた覚えがあります。
昔の日本人は小さかったのでしょう。
そこに寝るなどというのは叶わぬ夢だと思っていましたが、こんな手段があったのですね!

問題は、どうやってヨメを説得するかです(笑)
Commented by okuruma1970 at 2012-10-06 23:32
>>ねこ鉢さん
私は時刻表の寸法表記に恐れおののき、利用したことはありませんでしたが、スポッとはまって、意外や不快ではないのかもしれません。
同じ3段でもプルマン式の583系70cm幅よりも、開放型の52cmの方が、マシなような・・・。
このようなブルートレイン・ホテルは、ブルートレインの本数が減り始めた時期にはチラホラ見られたように思いますが、今では老朽化で絶滅が危惧されているように思います。
奥様連れはオススメできないので、出張ついでにでもどうぞ(笑)。
by okuruma1970 | 2012-09-23 21:00 | 国内旅行記 | Trackback | Comments(6)