幌馬車2台の道楽日記

okuruma.exblog.jp

Peugeot306CabrioletとPorscheBoxster987のオープンカー2台生活だったのがBoxsterを手放したので本当は1台だけ、といいつつただの旅日記かも

ブログトップ

南部地方の洋館探訪(前編)

6月末、仕事をサボって久々に一人旅をしてきました。


南部地方とは、青森県の南東部、元の南部藩の領地で、八戸とか三戸とかのエリアです。
同じ青森県でも、津軽地方の城下町である弘前は、国内でも有数の洋館密集地ですが、南部地方では各町に散らばっているため、見にきたことがありませんでした。

まずは東北新幹線はやぶさ号に乗って、一路八戸駅へ。
といきたいところでしたが、北海道新幹線効果なのか、全車指定席ということもあって、前夜では予約が取れず、盛岡止まりのエセはやぶさ号(仙台以北各駅停車)で盛岡に向かい、盛岡から新函館北斗行きの新幹線に乗り換えて、八戸駅へ。
速達はやぶさ号なら3時間で着くところ、1時間余計にかかってしまいました。

d0054855_23515260.jpg


八戸駅からは格安レンタカーで移動。
先々代マーチでしたが、免責料込みで6時間4320円。

d0054855_23523497.jpg








洋館巡りは、八戸市内の酒蔵から。
陸奥男山などを醸造している八戸酒造のレンガ蔵。
大正13(1924)年に建てられた醸造用の蔵で、イギリス・スコットランドから輸入したレンガをイギリス人の指導で積み上げたそうで、積み方はもちろんイギリス積み。

d0054855_23531413.jpg


豪雪にも耐える釣り天井を備えた日本在来工法の蔵も含め、20〜30分ほど案内してもらえました。
車でなければバーカウンター風の部屋で試飲もできたそうですが、残念。
帰りに、お土産に買って帰りました。

d0054855_2353531.jpg


次に向かったのは、八戸聖ルカ教会
中央部に尖塔を備えた概ね左右対称の教会堂で、構造柱が表してある木骨レンガ積みです。
左側の事務所側から入り、後の増築という尖塔を中心として、T字型に奥へ広がっているようです。

d0054855_2354370.jpg


続いて市中心街に残る消防団の建物へ。
左が昭和9年築の十一日町屯所、右が昭和5年築の廿六日町屯所です。
消防車(昔は手押しポンプが載った大八車)が入る車庫があって、下見板にペンキ塗りという洋館風の外観というのが共通構成。
どちらも鐘楼はありませんが、廿六日町屯所には、当初は鐘楼が立っていたようです(PDF)。

d0054855_23542114.jpg
d0054855_23543435.jpg


本八戸駅近くには、大正13年に建てられた河内屋橋本合名会社といって、現在は八戸酒類の旧事務所があり、現在は系列の郷土料理店「誇屋」として営業しています。
軒下窓にはステンドグラスがはめ込まれていて、時間があれば店内で食べたかったなぁ。

d0054855_23544788.jpg


八戸市街で最後に見たのは、明治記念館という元の八戸小学校講堂。
明治14年に建てられ、明治天皇行幸の際の御座所にもなったそうです。
昭和37年に郊外の櫛引八幡宮の境内に移築されて、社務所(?)として使われています。
下見板にペンキ塗りという洋館の基本中の基本で、明治期らしく玄関扉の上にはアーチ状に色ガラスがはめ込まれていました。

d0054855_23545784.jpg



続く
[PR]
トラックバックURL : http://okuruma.exblog.jp/tb/23262217
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by Tristan987 at 2016-07-18 20:40
こんばんは(^^♪
北海道新幹線って、結構空席が目立つって話を聞いていたのですが、
結構混んでいるのですね。いつになるかは分かりませんが、札幌まで
開通したら乗ってみることにしたいと思います。
さて、八戸にもこんな洋館があるんですね!!レンガの酒蔵は写真撮って
みたいところです。ちなみに、こういった洋館は大震災のとき大丈夫
だったのでしょうか?
Commented by okuruma1970 at 2016-07-20 23:35
>>Tristanさん
こんばんは。
八戸の先まで、少なくとも青森までは混んでいたようでしたが、時間帯にもよるのかも知れませんね。
札幌開業は2030年らしいですが、そんな先まで待てますか?(笑)
都市部では地価高騰もあって建て替えられてしまいますが、地方都市はそういった影響を受けにくいからか、洋館が意外と残っていたりするんですよ。
当時のレンガ建築は、ヒビ程度は出たりしたのかも知れませんが、今のような限界設計でないからか、倒壊に至るほど弱くはないようです。
by okuruma1970 | 2016-06-28 21:27 | 洋館探訪記 | Trackback | Comments(2)