機械式時計2 IWC
2006年 06月 28日
黒い文字盤のクロノグラフです。
革バンドは、クロコダイルの純正品がイマイチ好きではなかったので、コードバンのものに取り替えていますが、黒革に白いステッチ。
giacomo教祖にご指摘賜る前に、やはり私もフェチです(笑)。
日付と曜日の表示の回りにゴチャゴチャ書いてありますが、どこの時計かお分かりの方いらっしゃいますか?
種明かしは後にして・・・。
この時計が発表されたのは1994年のことで、実は私が就職した年でした。
就職した年に手に入れたOMEGA Seamasterを買うときは、バーゼル出たての最新モデルでしたが、欲しくても手が届かない代物でした。
それから10年後の2004年(2年前)、働いて10年の記念に時計を買おうと思ったときに、いろいろ探していて、そのことを思い出したのでした。
10年経っても、寸分違わぬ姿で作っててくれたんですねぇ。
デパートの時計売り場でじっくり見せてもらいながら、PORSCHEと同じ装丁の分厚い豪華カタログをもらい、熟慮するも、相変わらずいいお値段です。
個人的に時計に出すのは月給程度という線を引いているので、定価だとあと10年は働かないと・・・。
でも手荒に扱わなければ故障しないことはSeamasterでわかったので、手厚い保証の正規輸入品にこだわらなくてもいいだろうと考えて、カメラ量販店で見てみると、値引きとポイント還元で何とか手の届く範囲。
それなら、と踏み切ったのでした。
IWC(International Watch Company)のメカニカル・フリーガー・クロノグラフです(COOPER99さん、お待たせしました)。
IWCの下に書いてある「SCHAFFHAUSEN」とは、IWCの本拠地があるドイツ国境に近いスイスの街の名前で、IWCの時計の多くに記されています。
ケース径は39mmありますが、腕が太くない私でも、それほど違和感はありません。
裏返すと、「DER FLIEGER CHRONOGRAPH」と書かれていますが、「FLIEGER」とはドイツ語で飛行士という意味のようで、実はパイロットウォッチのようです。
ちなみに「DER」は、英語「THE」のドイツ語でしたっけ?
気に入っているのが、竜頭のお魚マーク。
IWCでは日常防水を表すマークのようで、昔々の時計雑誌に書いてあって、これにも付いていたので喜んでしまいました。 ちなみに一応竜頭はねじ込み式で、60m防水とか。
2年前には、同モデルにSPITFIREシリーズが追加され、徐々に移行していくのかと思われましたが、まだ安泰でした。
が、今年のバーゼル&SIHH前に新型が発表され、12年でモデルライフを終えました。
モデルチェンジ後の新型は、写真の一番右側です。
今日デパートを覗いてみたら、もう新型が発売されていましたが、デカイ(39→42mm)のと、視認性向上を狙いすぎてデザインが・・・だったので、型落ちになった悔しさはありませんでした。
ただ、秒針が赤いのは、ちょっと羨ましいかな。
時計雑誌ではボチボチ取り上げられるIWCですが、周囲を見回しても、電車で吊革を掴まる腕を見ても、まずお目に掛かりません。
前職場で全く同じ時計をしている人がいて、お互い笑っていましたが、ホントにそれぐらいです。
アマノジャクにはいいメーカーです。
次に機械式時計を買う予定なのは、就職20年目の2014年。
既に目星も付けてる(笑)のに、あと8年も我慢できるかなぁ。
IWCは、(アイ・ダブリュー・シー、International Watch Company)の略で、創業が1868年の、スイス高級腕時計ブランドのひとつです。 IWCの時計はスイスを代表する高級時計メーカーなのですが、その中でもユニークな時計つくりをするウォッチブランドです。 ... more
少し前まではPorsche DesignもIWC製でしたね。
Ocean2000はずっと欲しかったのですが...買えませんでした。
昨今のEUメーカーはケースサイズが大きくなる傾向で私も二の足践んでます。
そうそうこちらにこんな写真が並んで。
http://www.hkpc.org/cadcam/5ds/speaker.htm
好き者には、やっぱり「INTERNATIONAL WATCH COMPANY」です!
IWCは使ったことないのですが、知り合いがお揃いで(笑)ポルトギーゼ・クロノを愛用してます。
インヂュニアでブレイクしそうなIWCは、シンプルなデザイン、視認性が良くって使い易そうで、素敵だと思います。
やっぱりいいなぁ、オラは腕も太いので42mmでもかかって来いです。
お魚マークは実際に持っている人が少ないのもポイントですよね。
IWCを知ったのは、あの懐かしの「なるほど ザ・ワールド」です。(笑)
スイスの山奥の小さな村に、日本人が住んでいたんですね。そして工場
と言うか時計を組み立てている作業が紹介されていて、こんな作られ方
をしている時計が欲しいなぁって。20年ですか・・・、スピマスも10年位
使ったし・・・。そう言えばエンジン誌だったか?恐ろしい値段の時計
ばかり出てましたな。
さすが、いろいろご存知ですね。
先月(5月)、これより前に欲しかったPorsche Design by IWCが猛烈に欲しくなって探しまくったのですが、いいのは出てきませんねぇ。
ビッグパイロットは大きすぎますし、40mmぐらいがいいところですかねぇ。
>>1600-scさん
一般には、鯨の団体?、ぐらいに思われてしまいますね(笑)。
ポルトギーゼ、シンプルでいいデザインですよね。実は8年後に狙ってます
1600-scさんがコレクションされているような憧れる時計はあまたありますが、IWCは手が届き適当にマイナーなので、日常使いにはいい時計です(親バカ)。
随所でIWCという一人言を読んでいましたが、やはり狙っていましたか。
お先に失礼しました(笑)。
「なるほど ザ・ワールド」で、IWCの工房が紹介されていたのですか?
それはそれで見てみたかったなぁ。
ここ数年のバーゼル&SIHH記事は、車が買えるようなお値段の時計ばかりが並んでいて、現実味がなさすぎですよね。 雲上車があるのを知りつつも、ぺーぺーサラリーマンはBoxsterがやっとなんだから・・・(苦笑)。
この写真、約20年前のバーゼルフェア会場前です。
http://blog.so-net.ne.jp/987/2005-12-24
このころエテルナはM1をスポンサードしてました。
バーゼルも欧州時計業界もこの頃とは大きく変わっちゃいましたね。
お魚マークかわいいですよね。
うちにも、とってもシンプルなお魚マークの付いた時計がいます。
でも、IWCだとクロノ系のほうがカッコよかったな~と、いいですね。クロノ。
ポルシェデザインのIWCのクロノ(初のチタンモデル)でも探してみようかな~って、新品はもう売ってないですよね。
売ってても高くて買えない値段になっているでしょうね。
ちょっと前だとポルシェデザインのほかにもプラダとのコラボだったり、ビッグパイロットウォッチに代表される変りダネもあって機能に裏づけされたお洒落さがある時計だと思います。
最近のペラトン機構のポルトギーゼも気になります・・・。
構造やデザインのたゆまぬ研鑽があってこそ、機械式時計とメーカーの復興があったのだと思いますが、お値段だけは行き過ぎ観が強いですよね。
シンプルな構造のSSケースモデルでも、私のようなぺーぺーサラリーマンが希望を持てるような価格帯で、魅力的な時計を作り続けて欲しいものです。
バーゼルフェアに行かれたとは・・・。 20年前だと、日本メーカー隆盛期でしょうか? 数年前から、バーゼルとSIHHに分裂(?)しちゃいましたね。
エテルナは独自時計を作っているのでしょうか?今は微妙なポジションですね。
>>373さん
パイロットウォッチといえば、本当はBREITLINGですよね。
廃盤を探してとは、時計にもかなり凝りますね。
ジェットストリームを知らず調べてみましたが、今のセイコーのスプリングドライブのようなクオーツ制御の機械式なのでしょうか? 先進機構ですね。
私はモンブリランのRGモデルが憧れなのですが、最近100本限定復刻されたけれど、とても手が出るお値段では・・・。
http://www.breitling.co.jp/products/navitimer/montbrillant/
シンプルなというとPortofinoでしょうか? 私が雑誌でお魚マークを知ったのはPortofinoです。 シンプルでキレイですね。
私もIWCに惹かれたのは、PorscheDesignとのコラボモデルでした。
今年5月、なぜか突然Porsche Designのクロノを捜しまくったのですが、ネットで掛かるのはSOLD OUTばかりで、唯一実物が見られたのもイマイチでした。
OCEAN2000のように高騰はしていませんが、とにかくタマがないです。
>>shoot_headさん
本当はshoot_headさんのように凝ったアングルで撮れればよかったのですが、機材が・・・(ウソ)。 センスがない(苦笑)ので、写実アップのみです。
最近は超耐磁のインジュニアがAMGとコラボしてますね。
ペラトン機構自体はよくわからないのですが、IWCオリジナルムーブメント搭載の、3時と9時の位置にスモールダイヤルがある限定モデルですね。
さすがお目が高いですねぇ。
なっていくのが嫌いな変わり者です.
確かクオーツ制御はクロノグラフモデルでは絶滅したようです.
なんでやめたんだろ,女性とかに必ず需要はあるのに...
ブライトリングのデザインやコンセプトが好き、というのはよくわかります。
確かに、薄くてシンプルな時計は、各社とも少数派になりつつありますね。
クオーツ制御は正確でしょうが、セイコーやシチズンといった日本製の得意分野でしょうから、やはり好き者の心をくすぐらないのでしょうね。
電子制御部品は劣化や生産中止があり得ますが、機械式なら作れますしね。
ロレックスって、日本での(世界でも?)購買層からするとクオーツの方が適していそうなのに、ムーブメントに絶対の自信があるのか、絶対作らないですね。
私も時計は好きなのでこの行為、頷けます!!
飲み屋の女の子も先ずは客の時計やタイを見ますね(爆)
機械式時計・・・その歴史を紐解けばドンドン素敵に輝きを増しますね。
どのような工程で作られているとかではなく、
何故その時計が求められたのか?製作者達の苦悩と情熱などを
知ってしまうと、もう物欲が抑え切れません。
でも中々その歴史分の価値で高価なので買えませんが・・・
まぁ見ている分には楽しいですけど。
バーゼルはちょこちょこ行ってますが、この20年前が初めてです。未だクオーツ全盛(バーゼル的には末期と言うべきか)の時代ですね。懐かしいです。
今は業界も再編成され、おっしゃる通りRichemontグループ(バセロン、ピアジェ、IWC、パネライetc.)WPHHグループ(フランクミューラーetc.)はSIHH(ジュネーブサロン)に移動しました。こちらは商談のみで一版公開されていません。
エテルナはどちらにも出展していない様ですね。さてPorscheデザインの行く末は?
納車されたようで、おめでとうございます。今度は書き込ませてもらいます。
仕事関係の方だと、気にして見ていてもROLEX・OMEGAどまりですね。
普段はまず気付かれないので、飲み屋の女の子にもウケなさそうです(笑)。
そういう歴史的な過程に魅力を感じるのも、車に通じるところがありますね。
>>gopさん
新興メーカーもどんどん現れてきますが、どれぐらい生き残るのでしょうか?
ショーも一般向けと商談用とがありますが、時計のは明らかに後者ですよね。
私の場合、時計店やデパートで指をくわえて見るのが関の山です(苦笑)。
最近のPORSCHE DESIGNの時計は、価格だけはとどまるところを知りませんが、機構でもデザインでも、何か一つ光るものが欲しいですよね。
有名ブランドの復活って、ブランド料を乗せても売れるからこそということは、景気が上向いているのでしょうね。
自社一貫生産ではなくても、ETAムーブを載せた独自色の強い時計はたくさん現れていますので、新興メーカーにもまだまだ期待できると思うんですよねぇ。
車でいえば、ちょっと前のローバーV8から、今やオリジナルエンジンとなったTVRのように、育っていってもらいたいものです。
時計つながりでこちらに流れ着きました。
IWCは思い入れのある時計のようですね。まだお持ちであればいいのですが。
実は弊社、DMS APAC LIMITEDは覆面調査の会社なのですが、現在、高級ブランド時計をお持ちの方にオーバーホールに出して頂きその過程を報告して頂くという調査を行っております。
調査にご協力頂けましたら、オーバーホール代を全額弊社で負担するという内容なのですが・・・もしよろしければ、ご協力頂けないでしょうか?
対象ブランドは弊社Twitter (DMS_Japan)でつぶやいていますので見て頂けると嬉しいです。
詳しい内容もアメーバブログに載っていますので見てみてください。http://ameblo.jp/dms-japan/
他にもお友達で対象になる方ご存知でしたら、紹介ください。その方が完了して下さったら紹介料結構お支払します。
ご検討してみてください、よろしくお願い致します。
ようこそいらっしゃいました。
面白いというか、興味深い活動をされている会社ですね。
オーバーホールは、いい噂だけでなく、融通が利かない話など、ネット上でいろいろ見ますが、個人的印象が数多くという感じですね。
公正な情報があれば、参考になりそうに思います。
このメカニカル・フリーガー・クロノは買って10年が経ち、そろそろオーバーホールかなと思っていました。
機会が合えば、協力させていただきますね。
オーバーホールに出すときには、思い出して連絡させていただきますね。