滋賀・愛知の洋館探訪(前編)
2008年 05月 04日
渋滞が激しいと言われていた3日は家でゆっくりして、3日夜に自宅を出発。
実家で車を替えて、4日になった頃に東名高速に乗って西へ。
高速料金4割引の深夜時間帯で、清水IC(静岡市)まで2,300円。
そこから、国道1号のバイパスや無料開放された旧有料道路を通って、浜松まで。
浜松から再び高速に乗って、明るくなり出した5時半ごろちょっと仮眠。
306Cabrioletも、寝るには決して広くないのですが、やはりBoxsterは仮眠しかできませんね。
1時間半ほどの仮眠から覚めると、SAに観覧車がありました。
伊勢湾岸道の刈谷ハイウェイオアシスです。
えらく立派な3車線の高速道路を走り、渋滞していたので四日市ICで降りて、国道477号線の鈴鹿スカイラインへ。
以前、306では通ったことがありましたが、Boxsterでは初めて(愛知・三重・滋賀県も)。
何台かに譲っていただき(笑)ながら、気持ちよく走れました。
ろくに調べずに出てきたので、滋賀県で見てない建物を思い浮かべてみて、まずは水口へ。
以前、保存・活用に携わっている方が私の洋館探訪HPの掲示板に書き込んでくださって知った、旧水口図書館です。
実業家の寄付によって、昭和3年にW.M.ヴォーリズ設計で建てられた建物です。
水口小学校の入口に建てられ、現在は毎月第2・4日曜日に一般公開されているようですが、残念ながら公開日ではなかったので、外から見学しました。
シンプルな外観ながら、塔屋を設けているので、優美な印象です。
次は、織田信長の安土城があったことで知られる、安土町へ。
近江風土記の丘に移築された建物が2つあります。
1つは、明治9年に建てられた旧柳原(りゅうげん)小学校で、滋賀県内の琵琶湖を隔てた反対側、現在の高島市(旧・新旭町)にあったそうです。
ベランダと塔屋があり、インク壷といわれた山梨県内の擬洋館学校に似ています。
大きく違うのは、畳張りの職員室などがある平屋部分が奥に連なっていること。
山梨のは、総2階建て(塔屋部3階)でした。
もう一つは、明治45年築の旧安土巡査駐在所です。
おそらく駐在所としての出入口は、アーチ状ヒサシがある両開きの折り戸で、右側の扉の中には土間があり、駐在さんの自宅機能を兼ね備えていたと思われます。
優美で大規模な洋館もいいですが、こういうこぢんまりまとまった建物も好きです。
旧駐在所に写真が飾ってあった旧八幡警察署武佐分署(左下)と、郵便局部分が復元された旧八幡郵便局(右下)などをサッと見ながら、大津市へ。
大学の友人K君と会いました。
結婚式にも来てもらいましたが、ゆっくり話したのは2年ぶりかな。
ちなみにK君はVWパサートに乗っていますが、以前はEunos Roadstarに乗っていました。
(現在はナンバーを切って、自宅前に置いたままのようですが・・・)
私がオープンカーに乗りたいと思ったきっかけは、このRoadstarでした。
レガシーから乗り換えたというこのパサートV6・4Motionは、ウッドステアリングに革内装と、とても豪華です。 スノーボードに行くため、4駆が必須だったとか。
今回はBoxsterに乗せるのも目的だったこともあり、Boxsterでドライブ。
大津から信楽に抜ける道すがら、レンガ造りの水力発電所と思しき建物がありました。
現在は関西電力の大戸川水力発電所というそうですが、竣工した明治44年当時は京都電燈の牧発電所という名前だったそうです。
ただ、レンガの焼き色がマチマチで、妙に目地がキレイ、さらに送電線用と思しき丸穴が全てふさがれていなのが、少々気になりましたが・・・。
2時間ほどドライブして、少し運転もしてもらいましたが、何やらいろいろ感心していたようでした。
その後、車を置いて飲みに行きましたが、チェーン店だったので写真は省略(笑)。
さすがにBoxsterでは車中泊はできず、ビジネスホテルに泊まりました。
(続く)
こっちのKの新兵器は初めて見た。
本人は元気だった?
K君は相変わらず元気そうでしたよ。
新兵器にはあまり乗ることができませんでしたが、ちょっと毛色の違う高級車でした。
>>haru987tipさん
GW中のお仕事お疲れさまでした。
お住まいのエリアがイマイチよくわかっていないのですが、COOPER99さんとお近くの、このエリアなのですね。
鈴鹿スカイラインは、気持ちよく走れましたよ。
でも、全てを忘れてやってみたいような・・・。(笑)
VWの内装は素敵ですね。本革シートのクルマを所有したことがありません。
価格がネックなのと、汗かきの私には向いてないのではと思うので。
以前より根性がなくなってきて、楽をしたい自分もいますが、高い高速料金を払って渋滞にハマるのがわかっているなら、夜中に出て仮眠旅の方を選んでしまいます。
広い車なら苦はないはずですが、時間的な余裕を確保する方が難しいのでしょうね。
私も本革シートに実用性は感じませんが、見た目はいいですよね。