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過敏すぎてもなぁ・・・

日曜日は天気が良さそうだったので、来週末の箱根までに距離を伸ばしがてら、福島の洋館を見に出かけようと思いました。
周囲の家に気を遣いつつ、4時半に出発。
シートベルトもせずに慌てて出たので、キンコンキンコン警告音が鳴っていましたが、通りに出てすぐにシートベルトをしても、別の警告灯が光ってる。
何だ!?

「エンジンチェックガヒツヨウデス」
えぇっ!!

過敏すぎてもなぁ・・・_d0054855_19122559.jpg


電気系の信頼性が低いといわれているフランス車でも、何も出たことなかったんだけどなぁ。まぁこういうときは、パソコンと同じで再起動。
一旦停めて、エンジンを掛け直してみました。
一旦消えたものの、一通りチェックが終わると再度警告灯が点灯。

少し幅が広くて交通量が少ない道へユルユルと移動し、エンジンを止めて、説明書で警告灯の意味を確認してみました。
実際にはカタカナ表示のところが、説明書には「check engine!」と英字表記で書いてありましたが、対処法は点検を受けてくださいとか何とか書いてあるだけでした。

エマージェンシーコールに電話すると、朝5時前にもかかわらず女性が応答。
名前とナンバープレート番号を伝えると、車種が検索されました。
表示内容を伝えると、「少々お待ちください」と確認している様子。
女性が泊まり仕事か?と別のところに感心しながら、待つこと1・2分。

具体的な症状はわからないが、やはりディーラーで点検を受けた方が良いとのことでした。
「今はどちらから電話をお掛けでしょうか?」「自宅のそばです」
「何か普段と違う感じがしましたでしょうか?」「いいえ、特に感じませんでした」、
「どちらへお出掛けの予定でしょうか?」「福島までです」、
「距離はどれぐらいありますでしょうか?」「往復で600kmぐらいです」、
「少々お待ちください」。
メカの人を夜中待機させておくのは難しいのでしょうが、やはりこういうときは電話応対のオペレーターだと頼りない感じがしますねぇ。

「負荷をかけないようにしてください」「動かしてもいいのでしょうか?」
「高速などで負荷をかけなければ動かしても大丈夫です」「ディーラーまで自走していくということでしょうか?」
「福島だと・・・、ご自宅のそばでしたら一旦お帰りになって、高速に乗る前に点検を受けられたほうが良いと思います」「わかりました」
「また何かありましたら、ご連絡ください」
これ以上クレーマーのように電話応対の方に聞いても仕方ないと諦め、電話を切りました。

まだ朝5時で、PC世田谷の開店9時まで4時間。
しかし出たばかりの自宅に爆音で戻るのも気が引け、PC世田谷のそばにファミレスが数件あることを思い出し、コンビニで暇つぶし雑誌を買って、駐車券の必要ない「J」へ(目の前の「D」は駐車券あり)。
再度エンジンを掛け、オンボード・コンピューター操作用のレバーを操作して「エンジンチェックガヒツヨウデス」は消えたものの、やはり警告灯は点灯したまま。

ファミレスで暇をつぶして開店早々の9時にPC世田谷に乗り込み、ちょうど出勤していた担当K氏との挨拶もそこそこに、本題のエンジンチェックとやらをお願いしました。
最近の車の常で、状態確認のコンピューターにつなぎ、データを引き出して確認するとのことで、少し時間がかかるようでした。
待つ間、ゴルフ・マーカーをいただきつつ(ってゴルフやらないんですが)、いろいろお話をしました。ちなみに担当K氏は、harua1971さんのところから飛んできたのか、このブログを読まれたようです(汗)。

待つこと30分ほどで、メカニックの方(?スーツの上に作業用の上っ張りを着用)が出て来て、説明を受けました。
フライホイールに回転周期を測るセンサーが付いていて、6気筒の点火タイミングを確認・調整しているようなのですが、No.2のシリンダーの回転周期が100分の数秒ズレていたことを1回だけ記録していたそうです(原因は軽いミスファイヤや通信エラーなど様々考えられるとか)。過敏すぎてもなぁ・・・。
ただ、今回の症状は回転周期のズレでしたが、同じエンジンチェックの表示でも症状・原因は様々だそうです。

また今回はエンジンマークの点灯(点きっぱなし)でしたが、点滅していると症状が重い可能性があるとのことでした。
あとは1度でも症状を検知すると、エンジンを掛け直しても記録を保持し続けて表示するので、単発の症状でその後は回復しているのか、症状が継続しているのかは、コンピューターにつないでみないとわからないそうです。
しばらく様子を見てくださいということで、再発したら車を預けてセンサー類を点検するそうです。

その後、ブレーキの鳴きを見てもらうため、担当K氏に横に乗ってもらい試乗コースを1周。鳴きは許容範囲内とはいうものの、気休めにスプレーを吹いてもらいました。
あとは同乗中、運転のクセを見ていたようで、いろいろアドバイスを受けました。
体に染み付いたクセなので、直せるのかわかりませんが、努力してみます。

10時半にPC世田谷を後にし、借りてきたCDをHDDナビに録音するべく、一回りすることにしました。
環8から笹目通り、新大宮バイパスで戸田へ、R357(外環道の下道)で三郷まで。
カメラも積んでいるし、調子がよければ水戸の洋館でもと思ったのですが、三郷手前で大渋滞にはまり、寝不足とあいまって気力なし。
三郷から首都高で、湾岸線、レインボーブリッジ経由で帰ってきました。
のべ150kmでしたが、渋滞のせいかクタクタでした。

ただいまの総走行距離 1,400km
Commented by harua1971 at 2005-06-07 02:45
ポルシェ繊細なんですねー。
僕も、この10年の車の進化を知らないので面くらいそう。
症状再発しないといいですね。
Commented by toneseisaku at 2005-06-07 14:04
ちょっとした事でも検知するんですね。
でも警告灯が点いたらびびっちゃいますよね。
私のもパワーウインドウの調子が悪くて見て貰ったんですが、これもコンピュータでチェックするみたいなんでビックリしましたよ。
3,000km点検でしっかりチェックして貰って再発防止ですね。
Commented by okuruma1970 at 2005-06-07 20:27
>>harua1971さん
ポルシェだけなのか、最近の車全般なのかわかりませんが、繊細ですね。
仏車ならとうとう出たか、ぐらいの反応だったのかもしれませんが、まだ慣れぬ新車だったので、ちょっとビックリしました。
再発しないように祈ってます。
Commented by okuruma1970 at 2005-06-07 20:36
>>toneseisakuさん
普通に走っていて警告灯が点いたのは、初めてかもしれません。
動かして大丈夫か?と、正直ビビリました。
何でもコンピュータ頼りで大丈夫か、と思いましたが、ここまで現象が細かくつかめていると、安心な気もします。
できれば、不具合は単発で既に解消しているか、継続しているかが、わかるようにしてもらいたいですね。

それにしても、相変わらずいいペースで距離を伸ばしていますねぇ。
Commented by manaka987 at 2005-06-07 22:52
大変でしたね!蕪なら無視してそのまま旅へ。。。ボクスターは恐くて、、、ですね。分かりますその気持ち!!
Commented by chu-ya at 2005-06-08 00:23
最近?の車の中は殆どCANで各部位のECUと連動して情報を取得する様になっています。
この為、一寸した誤動作も瞬時に検地しますが、逆に電装路が入り組んでいるだけにノイズにも弱いと言う弱点もあります。
また症状が出る場合、ディーラーの言う様に詳細をチェックして貰う方が安全かと思いますね。
Commented by okuruma1970 at 2005-06-08 23:13
>>manaka987さん
一瞬ドキッとしましたね。
仏車の十中八九は誤検知みたいな印象なので、蕪なら多分無視でしょうね。
私の蕪は持ち主に似てか繊細ではないので、点いたこともないです。
ボクスターも何年か経って経験が蓄積されると、わかるようになるのかも。
Commented by okuruma1970 at 2005-06-08 23:24
>>chu-yaさん
ECUってのは字面を見たことがあるような気がしますが、CANって初めて見ました。
 CAN:車全体の状態を管理する親コンピュータ
 ECU:各部品のセンサー情報を処理する子コンピュータ
って感じでしょうか?(憶測なので添削してください、お願いします)

私も、とある機械を扱う仕事をしていますが、ノイズは人知れず配線に乗ってきてイタズラをするので、やっかいですね。
by okuruma1970 | 2005-06-06 19:32 | Boxster987 | Trackback | Comments(8)

Peugeot306CabrioletとPorscheBoxster987のオープンカー2台生活だったのがBoxsterを手放したので本当は1台だけ、といいつつただの旅日記かも


by okuruma1970