奈良・京都旅行(古都周遊編)
2008年 09月 15日
ホテルのプランで借りた浴衣を着せてもらって、夕食を食べに鴨川べりへ。
この時期ならではの、川床です。
店員さんに撮ってもらったのですが、ちょっと幻想的な雰囲気に撮れました。
306Cabrioletを買った直後の11年前に、当時京都に住んでいた高校の同級生に連れて行ってもらい、また行きたいと思い続けていましたが、ようやく来ることができました。
当時はまだ少なかった一見さんでも入れるお店を友人は探してくれたようですが、個別にお店を予約するのは大変そうだと思い、今回はホテルのプランでお願いしたのでした。
昼間はうだるような暑さでしたが、夜になった鴨川べりは心地よい風がそよいでいました。
暑い夏に対する、京都の素晴らしい知恵ですね。
大声で騒ぐグループもなく、落ち着いた雰囲気もいいです。
京都北部の貴船でも川床料理をいただけるようですが、もっと川面から近いようです。
川床料理というか夏の京都といえば、鱧(はも)ですね。
以前は鱧も梅肉ソースも何だかよくわからなかった私(笑)も、11年を経てようやくわかるようになりました。
唐揚げやポテトフライをガツガツ食べるだけではなく、おいしいものをチョコチョコとつまみながら飲むのも楽しめる歳になってきたのでしょうか。
鮎もいい感じの焼き具合と塩加減でした。
お上品なお料理に合わせてか、この席ではビール2本だけ。
やはりこれでは足りず、部屋に戻って風呂上がりにもう少し(笑)。
私一人なら洋館巡りを続けるところですが、翌日は相方の希望で寺社仏閣も見物。
京都駅に荷物を預けて、バスで金閣寺へ。
高校の修学旅行以来、京都にも何度か来ていますが、金閣寺は20年ぶりぐらい。
前日のように晴れてはいませんでしたが、金箔が光り輝いていました。
それにしても三連休とはいえ、観光客の多いこと多いこと。
京都に来たら外せない観光ポイントなのですね。 もはや寺社ではないような・・・。
京都で久しぶりに見てみたかったのが、弥勒菩薩。
弥勒菩薩半伽思惟像が太秦の広隆寺で拝観でき、高校の修学旅行で見て感動したものでした。
それにしても、素晴らしい。
(安置されている霊宝殿内は撮影禁止なので、広隆寺で購入した絵葉書を写したものです)
拝観できる前方150度ぐらいを行ったり来たりしましたが、やはりこの角度が一番です。
じ〜っと見ていると今にも動きそうな、動いたかのような錯覚に陥ります。
飽きていそうな相方をよそに、じっくり20分ほど眺めていました。
煩悩だらけの私ですが、少し心が洗われた気分になりました。
太秦広隆寺の前を走っているのが、京福電鉄嵐山本線、通称嵐電(らんでん)。
一部路面電車の区間もある、1両ののどかな電車です。
久々に吊り掛け駆動の音を堪能しました。
終点の四条大宮でバスに乗り換えて、向かったのは錦市場。
テレビや雑誌で何度となく見ていて、行きたいと思っていたのですが、洋館巡りにアクセクしなかった今回、初めて訪れることができました。
三連休とあって、地元の方ではない観光客がたくさん。
落ち着いていると思われる平日の夕方とかに、また来てみたいものです。
お総菜もいろいろ売られていて、イートインのお店もありますが、買い食いすることもできます。 鱧の串焼き、120円ぐらいだったかな。
お漬け物や海産物、湯葉にすり身揚げ、京寿司に京野菜などなど・・・。
いろいろなお店があって楽しめました。 帰りの新幹線で食べる食材を調達。
京都からは新幹線で帰りましたが、最新のN700系ではなく、ただの700系でした。
シート間隔は広いのですが、イスそのものはイマイチ。
イスだけは、乗り慣れた上越新幹線の方がいいです(座面が前方にスライドする)。
車内では、錦市場で買った鯖棒寿司とすり身揚げ、鱧とキュウリの酢の物、生麩の田楽をつまみに、ビールを3本(飲み過ぎか、苦笑)。
名古屋を出たあたりからウトウトし始めて、東京に着いたのが20時前。
このまま相方と共に千葉県某市の自宅に帰りたいところでしたが、東京駅で相方と別れ、さらに上越新幹線に乗り継いで新潟へ。
上越新幹線でももう1本。
京都から新潟まで、900km弱・5時間ほどの大移動でした。
一人旅よりは手加減しているつもりですが、強行旅行に今回も反省(でも懲りない)。
チビチビ、チョボチョボ、の似合う年頃になりつつあります。(^u^)
東京駅でお別れでしたか、もう1本は当然ですな。
南座で歌舞伎見た後、鴨川沿いで一杯ってのもオツですね(^^
京都の夏の風物詩、川床も今月一杯、貴船はもう寒いと思います。
広隆寺の半伽思惟像、素晴らしいですよね。私も阿修羅と共に好きな仏像です。
都内でも花火大会の日は浴衣カップルをよく見ますが、いざ自分が着て街中を歩くと、ちょっと恥ずかしかったです。
おいしいお酒とおいしい物をチビチビ・チョボチョボ、いいですよね。
>>izaさん
夕食だけはまったりでしたが、あとはガッツリでした(妙な擬態語ばっかりだ)。
私も日本酒をたしなめる舌と肝臓を持ちたいものです。
名物も地元すぎると、興味がないというか通り過ぎてしまいますよね。
都内にもお祭りや名建築もあるはずなんですが・・・。
きたぐには、新津~新潟間の快速区間だけ乗りましたが、長距離列車の雰囲気たっぷりで、ぜひ乗ってみたいと思っています。
>>gopさん
gopさんのアンテナは、いつも見習わせていただいています。
京都で歌舞伎見て鴨川沿いで一杯、いつの日か私も背伸びしないで楽しめる大人になりたいものです。
広隆寺には国宝・重文指定された仏像がたくさん並んでいますが、あの半伽思惟像は別格だと思います。
早速お邪魔いたしました。
さすがおクルマさま、どのお写真も素敵です。
掲示板でお知らせいただいていた奈良少年刑務所、やっぱり圧巻ですね~千葉の方なら行けるかな~
私も5年ほど京都寄りの大阪に住んでおりまして、京都見物にいそしんでおりました。
近くにいると季節毎の顔を見られるのが良いんですよ。
そして、古都京都、実は洋館も堪能できる街なんですよね!
あの頃は今ほど洋館スイッチが入っておらず、漫然と眺めていただけ…。惜しいことをしました。
こちらにもまた遊びにまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
こちらへも、ようこそいらっしゃいました。
刑務所を見に奈良に行くというのも奇特な行為ですが、それを補って余りある素晴らしさでした。
テントやら看板やらのお祭り状態ではなくて、落ち着いた雰囲気で見られれば、なおいいのですが・・・。
京都で季節の移り変わりを感じられるのは、いいですねぇ。
洋館スイッチ(笑)、確かにいつの頃かバチッと入った気がします。
車ネタや旅行記などが多いですが、また見にいらしてくださいね。
比較的近くに住んでいながら、なんとなく敷居が高く
一度も経験したことがありません ^^;
来年の夏は是非チャレンジしてみようかな
帰りの電車内での一杯って大好きです(なんかホッとします)
川床の料理に負けず劣らず美味しそうですね
奈良、京都の街の雰囲気は独特で、いいですね。
1週間ぐらい、のんびり滞在してみたいものです。
川床は本当にオススメです。 来年、ぜひどうぞ。
>>haru987tipさん
浴衣で川床など、京都の方はいかにも過ぎて恥ずかしいのかも知れませんが、旅を満喫するにはちょうどよかったです。
確かに個人で手配しようとする敷居が高そうですが、ホテルのプランでお手軽でしたよ。
電車内のビールは定番です(笑)。
今回のつまみは本格的に錦市場で調達してみましたが、なかなかおいしかったです。