幌馬車2台の道楽日記

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Peugeot306CabrioletとPorscheBoxster987のオープンカー2台生活だったのがBoxsterを手放したので本当は1台だけ、といいつつただの旅日記かも

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カテゴリ:洋館探訪記( 64 )

茨城県中部の洋館探訪

1月の中旬、仕事をサボって、一人で洋館見物に行ってきました。
昨年は、旅気分を味わうのも兼ねて、八戸盛岡と遠くへ出かけてきましたが、今年最初はそう遠くない茨城県。

今回は新幹線でバヒューンではなく、普通電車でテレテレと。
それでも、自宅から2時間ほどで石岡駅に到着。

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石岡には、看板建築が多いからと見に来たのでした。
看板建築とは、大正〜昭和初期に建てられた商店に多く見られる様式で、建物の基本的構造や外壁の側面や背面は古くからの作り方で建てられているものの、正面だけにはモダンな装飾を施した建築物です。
石岡に残る看板建築は昭和5〜7年に建てられたものが多いですが、昭和4年に発生した大火の後に建てられたからのようです。

写真の森戸文四郎商店も昭和5年頃に建てられたようで、木造ながら外壁をタイルやモルタルで覆っており、火に強い造りになっています。
タイルが貼られた正面両端や、2階窓の両側に縦に伸びた石造り風の装飾、窓上のモルタル細工など、全体的には洋風に見せていますが、1階店舗部分の扉は、昔ながらの商店のような引き違い戸になっているのが、いい味を出しています。

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水戸街道には(More)
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by okuruma1970 | 2017-02-25 10:07 | 洋館探訪記 | Trackback | Comments(2)

盛岡の洋館探訪

もう2か月ほど経ってしまいましたが、9月下旬に盛岡市の洋館を見に行ってきました。
6月末の南部地方や8月末に富士急に乗りに行ったときと同じく、仕事をサボって一人旅です。


毎度のことながら当日に切符を買ったため、「はやぶさ号」は3列シートの真ん中しか空いておらず、2列シートしかない「こまち号」に乗りました。

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盛岡に着いたのは11時過ぎ。
駅前でレンタサイクルを借りて、まずは車内で冷麺紹介サイトから探した食道園へ。
ツルツルシコシコの冷麺、美味しかったです。
普通スープはキムチ入りのちょっとピリ辛なので、キムチ別添えにすればよかったかなぁ。
あと、ちょっと物足りなかったので、大盛りを頼むか、焼き肉と半冷麺のセットにすればよかったか。

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腹ごしらえしたら、盛岡・岩手の至宝、旧盛岡銀行本店へ。
東京駅と同じ辰野式とも呼ばれる、辰野金吾と地元出身の葛西萬司が設計したレンガ造りの銀行建築で、明治44(1911)年に盛岡銀行本店として建てられた建物です。
その後、合併等を経て岩手銀行の本店や中の橋支店として使われ続けましたが、平成24(2012)年に営業をやめて、修復工事が行なわれ、今年(2016年)7月に岩手銀行赤レンガ館として一般公開されました。
銀行営業当時の様子は、こちら

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館内は(More)
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by okuruma1970 | 2016-09-26 23:44 | 洋館探訪記 | Trackback | Comments(3)
6月末に仕事をサボって行った洋館探訪記の続きです。


6件見た八戸市から、車で30分ほど走って、三戸駅前へ。
三戸駅前といいながら、三戸町ではなく、隣の南部町にあるのが、大正12年築の村井家住宅。
赤い屋根が目に鮮やかな村井家住宅があります(国登録有形文化財)。
正面左側の上部にアーチ窓を備えた縦に連なる三連窓が印象的です。
単なる格子でない窓の桟は手が込んでいますが、洋風の外観とは対照的にほとんど和室だそうで、窓の中には障子が見えています。
正面はモルタル仕上げ、右側面は粗い仕上げのドイツ壁に、タイルなどの装飾をうまい具合に配置しています。

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三戸町に入ると、佐瀧本店という酒屋さんがあります。
店舗の上部は外壁を作り変えているようですが、左右の立ち上がりはモルタル仕上げで、特に右側は幾重にも段を重ねて奥行きをもたせ、上部には物見台のような鉄柵も設けられています。
現在も酒販店として営業しているようでした。

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左奥の建物は(More)
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by okuruma1970 | 2016-06-29 21:59 | 洋館探訪記 | Trackback | Comments(2)
6月末、仕事をサボって久々に一人旅をしてきました。


南部地方とは、青森県の南東部、元の南部藩の領地で、八戸とか三戸とかのエリアです。
同じ青森県でも、津軽地方の城下町である弘前は、国内でも有数の洋館密集地ですが、南部地方では各町に散らばっているため、見にきたことがありませんでした。

まずは東北新幹線はやぶさ号に乗って、一路八戸駅へ。
といきたいところでしたが、北海道新幹線効果なのか、全車指定席ということもあって、前夜では予約が取れず、盛岡止まりのエセはやぶさ号(仙台以北各駅停車)で盛岡に向かい、盛岡から新函館北斗行きの新幹線に乗り換えて、八戸駅へ。
速達はやぶさ号なら3時間で着くところ、1時間余計にかかってしまいました。

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八戸駅からは格安レンタカーで移動。
先々代マーチでしたが、免責料込みで6時間4320円。

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見て回ったのは(More)
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by okuruma1970 | 2016-06-28 21:27 | 洋館探訪記 | Trackback | Comments(2)

弘前の洋館探訪(後編)

もう1ヶ月位経ってしまいましたが、寝台列車で行った弘前洋館見物の後編です。


前半は郊外の建物を見て回りましたが、後半は市中心街を最初はお堀端から見ました。

大正6年に旧第八師団長官舎として建てられた平屋の建物で、構造材を露出させたハーフティンバーに、粗いモルタル仕上げのドイツ壁になっています。
弘前城跡のお堀に面した市役所前庭に建っており、戦後は市長公舎として使われていたようですが、現在は特定の用途に使われてはいないようで、外観見学は自由ですが、館内はときどき行われる特別見学の時だけ公開されるようです。
【補追】
2015年4月から、スターバックス・コーヒー弘前公園前店として営業しています。

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すぐそばには、藤田記念庭園があります。
日本商工会議所の初代会頭となった藤田謙一氏が、地元弘前に建てた住宅で、その庭園は2万平米を越える広大なものですが、一角に洋館が建っています。
外壁はグレーのドイツ壁で地味目ですが、複雑な屋根構造に搭屋が設けてある、凝った構造です。

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庭園の鑑賞は有料ですが、洋館の1階だけは無料で公開されています。
ちなみに2階は市が運営する貸し会議室のようで、見学で立ち入ることはできませんが、階段やアーチの空間など非常に魅力的です。

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昼時にここに立ち寄ったのは、サンルームでお茶し損ねた13年前のリベンジとして、ランチを食べるためでした。
この洋館の真骨頂は庭に面したタイル敷きのサンルームですが、ティールームとなっており、見学だけでは立ち入ることができません。
オーダーしたのは、ハンバーグプレート800円。

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特に絶品というほどでもありませんでしたが、いい雰囲気の空間でランチをいただくことができました。

お堀を時計回りに(More)
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by okuruma1970 | 2013-09-30 20:54 | 洋館探訪記 | Trackback | Comments(4)

弘前の洋館探訪(前編)

9月末に、夜汽車に乗って弘前の洋館を見てきました。


小さな子供を連れてだと、旅行はもとより、洋館を見に行くこともしばらくできなかったので、月曜日に仕事を休んで、相方には内緒の一人旅(苦笑)。

子供をお風呂に入れ、夕食を食べて、新潟へ向かうのと同じ時間に自宅を出ました。
向かったのは上野駅。
夜9時ごろ、ブルートレインが入ってきました。

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青森行きの寝台特急あけぼの号です。
EF64-1000に牽引された24系客車8両編成。

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前々から考えていたものの、本当に行こうか迷っていたので、切符を買ったのは出発の2時間前。
それでも、2両ある個室B寝台ソロが取れました。
24系寝台車オリジナルの折り戸ではなく、改造された引き戸だったので、北斗星のお下がりなのかな。

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上野駅構内のお店でビールやつまみを調達して、乗り込みました。

車内は(More)
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by okuruma1970 | 2013-09-29 23:54 | 洋館探訪記 | Trackback | Comments(4)

秋田の洋館探訪

先週金曜日、仕事を休んで秋田の洋館を見てきました。


木曜日までは新潟で普通に仕事をしていたので、金曜日朝に新潟から秋田への特急いなほ号に乗り込みました。
車両は、北海道向け特急電車の生き残り、485系1500番代でした。

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いなほ号の乗客は、進行方向左側(新潟→秋田方面)に偏って座っていました。
かくいう私も。
それは、笹川流れという海沿いの景勝地が見えるのが左側だから。
晴れた日に通るのは初めてでしたが、キレイな景色でした。 夕焼けなら尚更でしょう。

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秋田ではみっちり洋館を見て回るため、車内で昼食を。
軽食駅弁という幕の内弁当でしたが、可もなく不可もなく。

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秋田では(More)
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by okuruma1970 | 2012-10-19 23:43 | 洋館探訪記 | Trackback | Comments(2)

会津の洋館探訪

我が職場は、夏場の電力調整のため7月下旬から日月休みでしたが、来週から通常の土日休みに戻すため、今週末は日曜だけの休みでした(7月には土日月の3連休あり)。
ということで、今週末は新潟に滞在しました。


どこに行こうかと思ったのですが、釉さんのブログで会津若松の洋館が取り上げられていて気になったので、意外と近いこともあり久々に出掛けてみました。
まずは、磐越西線・会津若松行きの快速列車に乗り込みました。

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2時間ほど揺られて、喜多方で途中下車。

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喜多方で見たのは(More)
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by okuruma1970 | 2012-09-09 22:55 | 洋館探訪記 | Trackback | Comments(4)
GW旅行記の4回目で、ようやく最終回です。
紀伊半島の三重県と和歌山県の洋館を見て回った紀伊編、徳島県の洋館を見た四国編1、高知県と香川県の洋館を見た四国編2に続く4編目です。


【5月4日(金休)】
泊まっていた東広島市西条地区は造り酒屋が多い街で、出発前にまずお散歩しました。
各酒蔵には、米を蒸すためのものか、煉瓦の煙突が立っていました。

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その中でも大きな賀茂鶴酒造の本社事務所が、今でも残っていました。
昭和2年に建てられた下見板張りの建物で、単純な田の字や井組みではない、凝った桟の上げ下げ窓が並んでいますが、シンプルな造りです。

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この他にも福美人酒造、亀齢酒造、西條鶴醸造、白牡丹酒造、山陽鶴酒造などの酒蔵が並んでいて、車でなければ試飲しながら買うこともできました。

お次の街は(More)
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by okuruma1970 | 2012-05-06 15:02 | 洋館探訪記 | Trackback(1) | Comments(5)
6月に入ってしまいましたが、まだGW中の旅行記です。
紀伊半島の三重県と和歌山県の洋館を見て回った紀伊編、徳島県の洋館を見て高知で夕食を食べた四国編1に続く3編目です。


【5月3日(木祝)】
高知駅前のビジネスホテルを出て、まず向かったのは県立高知大手前高校
旧制の県立城東中学校として昭和6年に建てられた校舎で、中央部にニョッキリ立った塔屋に和風の時計台を載せた帝冠様式です。
塔屋以外は意外とシンプルですが、高知さんさんテレビのブログによると、館内も手が込んでいるようです。

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大手前というだけあって、すぐ近くに高知城がありました。
江戸時代の1749年に(大火による焼失のため再建)建てられた天守が、今も残っています。
小学生以来何度も登っているので、今回は下から見上げるだけ。

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市街地にある織田歯科医院は、大正14年に建てられた現役の病院です。
ドイツ壁風の粗い仕上げの外壁で、木造にも見えますが、実は鉄筋コンクリート造りの初期のものだそうです。
縦のラインを強調するように、外壁の一部を平滑に仕上げて白く浮き立たせていて、軒上にはパラペットを立ち上げています。
建物の外壁は通りに面しているものの、住居と兼ねているからか、庭に面した側に出入り口があるのは、病院としてはちょっと珍しい造りです。

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この他にも何件か見ましたが、期待していた旭浄水場は工事中のため高い囲いに阻まれていて、満足に撮れませんでした(涙)。

お次の建物は(More)
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by okuruma1970 | 2012-05-03 22:00 | 洋館探訪記 | Trackback | Comments(4)