建国記念日を含む三連休の中日は、息子がサッカーの試合で朝から3時過ぎまで出掛けるというので、また一人でプラプラ出掛けてきました。
行ったのは、蔵の街として有名な埼玉県の川越市。
西船橋から武蔵野線でグルっと周り、北朝霞駅で東武東上線・朝霞台駅に乗り換えて川越駅まで。
自分の感覚では、武蔵野線から東武東上線に乗り換えというコースは考えもしませんでしたが、未知のエリアに行くときは、検索サイトに従うことが多いです...。
往きは電車の写真もなく、川越駅で降りて、シェアサイクルでも借りようかと思いましたが、三連休だからか、貸し出し可能台数は軒並み0。
やむなく、川越市役所の前まで、30分ほど歩きました。
昭和5(1930)年に湯宮釣具店として建てられた木造3階建ての建物は、国の登録有形文化財です。
木造ながら、火災の延焼を防ぐことに加えて、商店の宣伝として装飾的要素も兼ねて、正面と両側面の外壁に銅板を張った看板建築です。
左下が3階窓で、窓上にアーチ状の水切りを設けていて、その間はファンライトのように銅板を貼っています。
窓の外枠を銅板で盛り上げて囲っていますが、桟を見てもどう開くかわかりませんね。
右下の2階窓は水切りは台形状で、その両側を円柱状に盛り上げていて、両開き窓と上部もスライドして開きそうです。
ちなみに、右側面の3階には、出自を物語る銅板細工の「つり具」の文字が残っていました。
手打ちそば百丈では(More)