高尾山
2009年 10月 12日
ご存じの方も多いと思いますが、東京都西部・八王子郊外にある標高600mほどの山です。
山手線の西側に住む人にとっては、小学校の遠足でおなじみかも知れません。
そんな遠足程度の山ですが、数年前にミシュラン・ガイドブックで「都心から1時間の大自然」と紹介されて以来、外国人をはじめとして、観光客が増えているとか。
というわけで、ミーハーな我々は、中学生以来二十数年ぶりに行ってみたのでした。
新宿までJRで行き、新宿の京王百貨店でお昼のお弁当を買って、京王線に乗り込みました。
京王線の往復乗車券と、高尾山のケーブルカー・リフト券が一緒になった割引切符で、新宿から1,480円でした。 ちなみに新宿〜高尾山口間は約50分(準特急)、普通運賃で片道370円です。
高尾山口駅に着くと、我々のようなピクニック気分の観光客に、やる気(一般的な軽登山ルック)のハイカーが混ざり、たいそう賑わっていました。
歩いて5分ほどでリフト乗り場に到着。
建物の左がケーブルカー乗り場、右側がリフト乗り場です。
晴れていて気持ちよさそうだったので、リフトを選択。
が、高尾山人気を反映して、乗り場には行列が・・・。
20〜30分ほど並んでリフトに乗りましたが、やはりいい気候で気持ちよかったです。
リフトに乗って15分ほどで中腹の山上駅に到着。
9月までは山上ビアガーデン「ビアマウント」がオープンしていて、眺望を楽しみながら飲めるようですが、この方向では多摩センター方面が望めるいい眺めでした。
ハイキング客で賑わうメインの1号路を30分ほど登っていくと、薬王院というお寺がありますが、山上駅から薬王院までは、登山道というより参道のイメージでした。
高尾山といえば天狗!
神社の狛犬よろしく、本堂の前で対になっていました。
さらに登ること30分ほどで山頂到着。
スカッと晴れていれば富士山も望めるようですが、この日はガスがかかっていました。
山頂というより、あまりの人の多さで、お花見というか紅葉を楽しむ公園といった雰囲気でしたが、それに混じってお弁当をいただきました。
手まり寿司のようなお弁当で、見た目がキレイです。 ボリュームはともかく・・・。
吊り橋がある4号路で下りましたが、人が多く整備されすぎて参道のような1号路より、幾分人は少なく、野趣あふれる登山道で、ハイキング気分を味わえました。
スニーカーを履いてきた相方は、ちょっとお疲れ気味(笑)。
川面は遙か下のせせらぎですが、吊り橋で小さな谷を渡ります。
リフト乗り場まで下ってきて、下界の景色を見ながら、お焼きで一杯(笑)。
そんな感じの、高尾山なんちゃってハイキングでした。
新宿10:30発の16:30着ぐらい。 6時間ぐらいで緑のシャワーを浴びることができます。
新宿まで戻ってきて、高尾山で飲み足りなかった分をもうちょっと(笑)。
新宿からは、ちょうど来た「ホリデー快速ビューやまなし」号で自宅まで帰りました。
もちろん車内では、山ちゃんで飲み足りなかった分をもうちょっと(苦笑)。
翌日、脚に軽い倦怠感が・・・。 日頃の運動不足が露骨に現れました。
手のひらに乗る弁当は、ミニチュアとしては面白いけど完食まで
3分持ちそうにありません。
高尾山もかなりの人出ですね。この前行った裏磐梯もかなりの賑わいで、まるで都内、しかもお年寄りが多かったので「ここは巣鴨か?」と思っちゃいました(笑)。それにしても手羽先の美味しそうなこと・・・・(爆)。
山上の食べ物屋って、どうしてどこも峠の茶屋風なんでしょうねぇ。
でも山ちゃんとかあったら、酔って帰れなくなるかも(苦笑)。
確かに手まり寿司は、一口でした。
COOPERさんだと、それぞれ3倍ぐらいの大きさ(それでもオニギリより小さい)で、ちょうどいいぐらいでしょうか(笑)。
>>Tristanさん
中学生のときに行った遠い思い出では、行き交う人と挨拶するようなのんびりした登山だった覚えがありましたが、今回は金毘羅参りしているような賑わいでした。
今のシルバー世代の方々はアクティブですよね。
手羽先で、使ったエネルギー以上に摂取してしまいましたよ(苦笑)。
私も高尾の墓地には毎年のように行っていますが、すぐ近くのようでも、行こう!という意気込みがないと行きにくいですよね。
高尾山は子供の遠足というイメージですが、筑波に赤城は車で楽しむ(笑)走るイメージがある私は、偏っていますかねぇ。