RIMOWAのPCケース
2005年 07月 22日
ジュラルミン製のアタッシュケースというと、ゼロ・ハリバートン社(アメリカ)が有名ですが、ドイツでも作っているメーカーがあります。
それがRIMOWA社で、ポルシェにお乗りの方はご存じかも知れませんが、ドライバーズ・セレクション(PORSCHEロゴ入りの純正アクセサリー)にも採用されています。
ちなみに私が買ったのは、ポルシェを買うなんて想像もしていなかった1年半ぐらい前だったので、ドライバーズ・セレクションのものではありません。
でもシュトゥッツガルトのポルシェ博物館のショップが開いていたら、買ってたかも。
こちらが、そのカバンです。
サイズは35cm角ぐらいの小さなアタッシュケースで、タイトルに「PCケース」と書いたとおり、パソコン用のカバンとして売られていました。
よく調べたら、ホントの名前はラップトップ・ケースでした。
そのため、ウレタン・パッドも付いています(使ってないけど)。
本来なら付いているはずの、青い文字で「RIMOWA」と書かれた楕円プレートではなくて、鳥のような丸いプレートが付いていますが、これはルフトハンザ・ドイツ航空のロゴマークです。
以前ルフトハンザの機内誌で見て欲しいと思ったものの見付からず、3年越しの2003年12月の旅行の帰りに、ミュンヘン空港にあるSky Shop(ルフトハンザ・グッズのお店)で見付けて買ってきました。
ミュンヘン市内のカバン屋でロゴ無しの似たものを買うより、ロゴ付きの分(?)高かったですが、10%が免税で戻ってきました。
開くとこんな感じで、小物入れなどが付いている中仕切りがあって、その裏にはペン差しや携帯入れもあります。
A4サイズの自動車雑誌は縦にも横にも入りますが、長辺の外寸で35cmしかないので、A4ファイルは横にしてやっと入るぐらいですし、また布製や革製と違って伸縮性がないので、容量に融通は利きません。
ちなみに内張りにも「RIMOWA」のロゴはなく、「Lufthansa」のロゴ(左下)が並んでいます。
RIMOWA製を表すのは本体の刻印(右上)だけですが、コルゲーションの入った外板は、見紛うことなきRIMOWAのカバンです。
giacomo_pcnさんが目を付けられた両サイドのロックですが、取り付け位置が珍しいですね。ダイヤル数字3連の鍵も付いています。ゼロ・ハリバートンのようなスマートなロックではありませんが、無骨な姿が却って堅牢な印象を与えます。
既に1年半以上使っているので、職場の人達は見慣れたようですが、当初は「札束入ってそう」とか言われていました(実は中身よりカバンの方が高い)。
RIMOWAのカバン自体、ゼロ・ハリバートンのカバンより見る頻度はかなり少ないですが、ルフトハンザのロゴマーク付きは今まで見たことがないので、アマノジャクとしては満足しています。
「あれっ、このロゴは・・・」とビックリしましたが、リンクに飛んでみると、ちゃんとルフトハンザでカタログ・モデルとなっているとは、ポルシェといい、ルフトハンザといい、さすがドイツ・メーカー同士なんですね。そして、敢えてそれに拘った買い方をされて楽しそうですっ。
とまれ、初めてトラックバックしていただいて嬉しいです(笑)ありがとうございますっ。
ワタシは仕事でノートPCを常に持ち歩いているので、こういったジュラルミン製のノートPC用バッグは興味があります。
ゼロハリがけっこう幅を利かせてますからね。ちょっと違ったものを、ということで、今現在は革のバッグを使用していますが、PC用の固定器具やウレタンなどを装備したバッグは実用的でもありますよね。
サイドの止め具のアップ写真を追加してみました。
位置も変わってるし、ドイツものらしく無骨ですよねぇ。
ルフトハンザのブラウン時計とか、ファーバーカステルのポルシェ筆記具とか、ドイツ企業同士のコラボ製品って、実は多いのかも知れません。
日本企業は海外ブランドに擦り寄る傾向なのか、純国産コラボってあまり聞かないですねぇ。童夢のルマンプロジェクトぐらいでしょうか?ちょっと違うか。
PCケースとしてではなくて、ただの書類入れとしてですけど、仕事で使って(通勤で持ち歩いて)います。
ゼロハリよりは多少軽いかも知れませんが、やはり重いです。
変化球という意味ではちょっとヒネリがあるかも知れませんが、可搬性という意味では、ナイロンや革製の方が実用的なのでしょうね。
そうそう、そのサイドの部分が、堅牢なイメージをとっても強いものにしているように思いました。ダイアル・ロックにもなっているんですね。
載せていただいたアップの写真だけ見ると、とてもカバンの一部だとは気づかないほど、アルミ削り出しパーツっぽくて機能美の雰囲気が溢れていますねっ。
RIMOWAのアタッシュケースは、把手のある上辺に、細い開閉レバー2つとその間にダイヤルロックが1つ付いているのが一般的なようです。
それと比べると、カバン自体も小さいだけに不必要にゴツイです。
しかもこの部分の凹みのおかげで、A4ファイルが入れにくくって。
アルミ削り出しなのか鋳物なのかわかりませんが、パーツとしての自己主張がかなり強いですね。
YAMAHAの電動バイクに、RIMOWAのジュラルミンパネルを貼り付けたバージョンで、国内限定10台とか。
http://www.yamaha-motor.jp/pentagon/collabo/rimowa.html
欲しい、けど乗らないだろうなぁ。