Alfaromeo Giulietta

2年毎の車検(次は今年7月)の前になると、乗り換えようか、306Cabrioletを乗り続けようか、毎度のように考えて、個人的な試乗ブームが来ます。
というわけで、久々の試乗記です。


乗ってきたのは、Alfaromeo Giulietta(ジュリエッタ)。
実は先週のデビュー・フェアへ見に行ったのですが、試乗車が準備できておらず、今日「お待たせしました、試乗車の準備ができました」という電話をもらって、いそいそと出掛けたのでした。

Giuliettaはイタリアのメーカーであるアルファロメオの主力車種で、VWゴルフやプジョー308と同じクラスの5ドア・ハッチバック車です。
(リアのドアノブは、リア・ウインドウ後端のブラックアウト部にあります)
3サイズは、全長4,350×全幅1,800×全高1,460mm。

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この白い車は、高出力モデルのクアドリフォリオ・ヴェルデ。
235PSの1750ccターボエンジンに対して、車重は1,440kg。
ちょっと重いですが、パワーは十分。 
しかもトルクは30.6kg・m(ブーストアップ時34.7kg・m)とBoxsterより強力。

リアも特に速さを感じるデザインではないですが、ツイン・エギゾーストが、さりげなくヤル気を感じます。

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フロント・フェンダーには、グレード名のクアドリフォリオ(四つ葉のクローバー)のエンブレム。

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このクアドリフォリオ・ヴェルデは、6MTのみ。
シフトノブは、アルミ製の大きな球状のものでした。

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シフトノブの右奥にある銀色のスイッチは、D・N・Aの切り替えスイッチ。
D(ダイナミック)にすると、アクセルレスポンスが鋭くなって、ターボがブーストアップされ、電動パワステがクイックになるなど、乗り手をヤル気にさせるモードになるそうです(Nはノーマル、Aはオールウェザー)。

カタログモデルは右ハンドルのみ。
発売開始時に、クアドリフォリオ・ヴェルデに左ハンドル仕様が限定50台で発売されたものの、早々に売り切れたそうですが、インポーターは強いニーズを感じて、期間限定(今年4月末まで)で左ハンドルを受注するとのことでした。
【補追】2012.8に、左ハンドル仕様もカタログモデルに追加されたようです。PDF
ちなみに、お値段は388万円。






店頭で眺めたのはクアドリフォリオ・ヴェルデでしたが、試乗車は標準モデルのベースグレードであるスプリント。
標準モデルは、1,400ccターボエンジンで、170PSと23.5kg・m(ブーストアップ時25.5kg・m)。
トランスミッションは、TCTというツインクラッチATです(VWのDSGと似た構造)。
75台限定でコンペティツィオーネの6MT仕様(右ハンドル)がありましたが、こちらも売り切れたようで、追加受注の話も聞きませんでした。

装備の違いで、スプリント(318万円)とコンペティツィオーネ(358万円)の2グレードあり、後者はパドルシフトにハーフレザー・シート、HIDが装備され、17インチホイール(スプリントは16インチ)などの違いがあるようです。

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トルコンATではありませんが、ブレーキを離すとクリープでスルスルと進み、低速域でもギクシャクは感じませんでした。
アイドリングストップも付いており、信号で止まるとストンとエンジンが止まります(解除スイッチ有り)。
車重は1,400kgと306Cabrioletより少々重いながら、低速からトルクが出ていて、1,400cc(ターボですが)とは思えないほどパワフル。
16インチということで、脚はマイルド、というかホントいい乗り心地です。

D・N・AスイッチをD(ダイナミック)にすると、アクセルレスポンスが変わって、ちょっと踏むだけでグワッと加速し、シフトアップされる回転数も上がりました。
ストップ&ゴーを繰り返す街中ではギクシャクしてしまうので、N(ノーマル)の方がいいようですが、前が空いた道では気持ち良かったです。
電動パワステといいますが、特に不自然な感じはありませんでした。

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ちょっと走りたいときは気持ちよく走れる、それでいて窮屈なく4人が乗れるという意味で、ホント良くできた車で、ファミリーカーとして十分使える車だと思います。

ただ、我が家には相方の通勤車ホンダ・フィット(初代)があり、306Cabrioletとその後継車(?)に求めるのは、デザインが好きで運転が楽しいかであって、実用性はほとんど求めていません。

ということで、ダイナミックでの加速はそれなりに良かったですが、脚が良すぎて普通の車でした。
そこそこ遮音も効いていて、乗った感じはゴルフと変わらない?
スポーツカーではなくて量産車なんだから、本国なりヨーロッパでそれなりに売ろうとすると、尖りすぎた性格にしなかったのも、当たり前ですかね。




なんて話を営業さんにしたら、「Mitoにも乗ってみますか?」と言うので、続けて乗ってみました。
Mitoは全長4,070×全幅1,720×全高1,465mmと、Giuliettaより一回り小さな車です。
2年半前に一度乗っていたのですが、そのときはボチボチの印象だったものの、(都内ディーラーの)営業の感じがダメだったこともあって、検討は進みませんでした。

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今回試乗したのはコンペティツィオーネで、Giuliettaと同じ1,400ccエンジンながら135PSに19.4kg・m(ブーストアップ時23.5kg・m)。
ただし、Giuliettaより10%軽い1,260kgということで、パワー以上に軽さを感じました。
こちらにはパドルシフトが付いており、シフトダウンさせながら交差点を曲がり、ちょっとクネッた試乗路でクイックイッとやってみましたが、Mitoの方が楽しそう。

GiuliettaよりMitoの方が脚は硬めという話に加えて、17インチということもあり、乗り心地が良かったGiuliettaよりは、少し突き上げを感じました。
またGiuliettaほどエンジン音や振動が抑え込まれておらず、ラフといえばラフですが、ヤル気にさせられるといえばさせられます。

Giuliettaは、ボディーカラーがソリッドの赤と白、黒とグレーのメタリックだけ、内装は黒だけなのですが、Mitoは赤のメタリックが選べて、ナチュラルカラーのFrauレザーシートにはクラクラ。

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Mitoには、Giuliettaの1,400ccと同じ170PSで、6MT仕様のクアドリフォリオ・ヴェルデ(328万円)があり、しかも左ハンドルが選べるのにも惹かれます。
18インチの乗り心地はどうなのか? もっと硬いのかなぁ。
ただ、Mitoは仕様変更の予定があり、このレザーシートはどうなるか未定とか。
左ハンドルは残るのかなぁ。



というわけで、Giuliettaに乗りに行ったのですが、Mitoの方に惹かれて帰ってきたのでした。

車検が来る7月まで、気になる車をあと何台か試乗してみたいと思います。
結果、また車検を通す可能性の方が高そうですが・・・。



Giuliettaについては、ちょうどgosyurinさんも記事にされていましたね。
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Tracked from Switch to SW at 2012-02-12 16:10
タイトル : やっぱりLatin系が好き、かな。
・・・妄想続きで失礼します。 プジョー306を買ったのは25歳の時。 その時の対抗馬はAlfaRomeo145。当時、145はMTのみのラインナップで、306XSi と価格もほぼ横並びで260万円(税抜き)ぐらいでした。 あれから十数年経って、147を経てgiuliettaに。 いつの間にか159等も輸入されなくなって、正規輸入されているのはMiToと今回追加されたgiuliettaの2車種だけなんですね。。。(寂 で、こちらも貰ってみました(郵送で) MTは最上級のスポーツモ...... more
Commented by gosyurin at 2012-02-12 16:08
306ももう15年ぐらいですかね?
普段通勤に使用することはなくてもそれだけ古くなってくるとあちこち痛んできますよね・・・

私の場合、これまで試乗に行く時は本気の買い替えモードの時が多いので、プジョー以外のディーラーへ行くのはなかなか腰が重くなってきている今日この頃でございます(良いのか悪いのか…)

もしも私が買うとすれば、スプリントのMTで十分なんですが、ラインナップが(笑
Commented by so-prin at 2012-02-12 18:49 x
楽しそうですね!

私の古い友人の空が見える車乗りが、S2000からの乗り換えを検討しつつ、何故か私の130iに試乗にきました。^^;
奥様用の車もあるので、2名乗車でも良いらしいのですが、初心に帰ってホットハッチも気になるとのこと。

春にはまだ時間がかかりそうですが、車のことを考えるのは、いくつになっても楽しいですね。
Commented by okuruma1970 at 2012-02-12 21:06
〉〉gosyurinさん
ただいま14年半と少々です。
ガタピシは諦めるとして、目立った劣化はないのですが、タイミングベルト(交換後10年5万キロ)が一番の課題です。
他ディーラーに行きにくいのは、まだ308を買われて間もないからだからでしょうが、本気モードじゃないと行きにくいというのは、私も同じですねぇ。
私には、ときどき通うディーラーすらないですが・・。
スプリントのMT、受注生産でもラインナップしておけば、いいんじゃないかと思うんですけどねぇ。

〉〉so-prinさん
Giuiletta、Mitoとも楽しめそうな車でしたよ。
S2000の次って、同じ系統の車がないから、難しそうですね。
車重はさておき、大人な乗り味と怒涛の加速を兼ね備えているという意味で、130iはいい選択なんだろうなぁ。
お友達が気になったのもわかる気がします。
車選びは、考えているうちが一番楽しいですよね。
by okuruma1970 | 2012-02-11 22:31 | 試乗記 | Trackback(1) | Comments(3)

Peugeot306CabrioletとPorscheBoxster987のオープンカー2台生活だったのがBoxsterを手放したので本当は1台だけ、といいつつただの旅日記かも


by okuruma1970