出張ついでに(大阪編2)
2012年 03月 09日
朝から午後まで取引先で打合せ。
16時過ぎに、新潟まで戻る同行者と大阪駅で別れ、「出張ついでに」を再開。
大阪駅構内のDELI CAFEで電車を見下ろしながら、個人的延泊(笑)のホテル探し。
電車を見下ろすカウンター席は、パソコン用(?)のコンセント付でした。
大阪駅から10分ほどのホテル イルモンテに泊まりました。
素泊まり6,000円の一番安いエコノミー・シングルでしたが、○横インなどのビジネスホテルと違って、部屋はもちろん、ユニットバスも広めで良かったです。
ホテルに荷物を置いて、地下鉄で北浜へ。
向かったのは、生駒ビルヂング。
昭和5年に生駒時計店の店舗として建てられたスクラッチタイル貼りのビルですが、現在はレンタルオフィス北浜T4Bとして利用されているようです。
以前も外観を見に来たことがありましたが、1階はil Barというカフェ・バーになっており、館内でお茶やお酒をいただけるようになっています。
18時〜20時は前菜3種とドリンクで800円という、ハッピー・アワーをオーダー。
小振りなギネスでは満足するはずもなく、ハイネケンの大グラス(500ml)を追加オーダー。
飲み終わってから、トイレに行きがてら館内見物。
現在の玄関ホールには、大理石の階段(店舗内で客が1〜2階を移動するための階段?)があり、踊り場にはステンドグラスがありました。
オフィスエリアなので、残念ながら階段は昇れませんが・・・。
左奥に見えた扉は昔のエレベーターの跡のようですが、ビル外観を模したテラコッタや指針式の在階表示がまたいいですね。
大理石の正面階段の他に、元のオフィス用階段もありましたが、手すりや角部を曲面に仕上げているのがいい感じです。
大阪の中心街を散歩しながら、ライトアップされた建物を眺めました。
大正7年に建てられた大阪市中央公会堂。
レンガの建物はライトアップ映えしますね。
もう一つは、同じ中之島にある日本銀行大阪支店。
こちらもレンガ造りですが、外壁は石貼りのクールな印象。
大阪駅まで戻り、新梅田食道街でもう一杯。
狭い立ち飲み屋(座れるお店もあります)が並ぶガード下の飲食街で、この雰囲気好きなんですよねぇ。
熟撰(アサヒのプレミアムビール)の張り紙に惹かれて、このお店へ。
遅い時間(21時頃)だったからか、残念ながら熟撰は品切れ(涙)。
ふぐの湯引きを肴にビールを(古い携帯で撮ったので粗いです)。
こんな感じで酔いどれて、2日目が更けていきました。
(続く)
4日間でいずこへ?と思っていましたが、中国にしてはすごい漢字と思ったら、オーストラリアですか・・・。
公会堂のように有名建築はありませんが、点在している戦前のオフィスビルを見ると、昔から商業で賑わっていた雰囲気を、今も感じられますね。
昭和戦前築のビルは、外観はシンプルでも館内が凝っている場合も多いのですが、今回のように雑居ビルで、小洒落たカフェが入居していたりすると、共用部分までは見られたりするので、ありがたいです。
中之島図書館も通りがてら覗きましたが、表通りでないからかライトアップされていませんでしたね。
洋館と呑み屋は、理性と本能みたいな関係でしょうか(苦笑)。