四国京都旅行(4日目)
2017年 10月 10日
ホテルの触れ込みでは徒歩15分というので、駅まで戻ってバスで行くのと変わらないと思い、京都鉄道博物館まで徒歩で向かいました。
子供連れではずいぶん時間がかかりましたが、ちょうど開館時間の10時頃に着きました。
入ってすぐに、屋根のかかった半屋内には初代東海道新幹線の0系が展示してあり、有料写真の撮影(購入は任意)と抱き合わせで、カメラマンが撮影してくれました。
4両編成の反対側先頭車では、運転台に入ることができて、記念撮影をしました。
展示館に入ると、昔ながらの特急電車が並んでいました。
ボンネット型の特急電車は、このブログを始めた時点で廃止されていたのか、取り上げた憶えはありませんが、青い寝台特急電車583系は、定期運転終了間際に、出張ついでに新潟から大阪まで急行「きたぐに」号で乗り通しました。
車両の展示もたくさんありましたが、駅の仕事、運転の仕事、保線の仕事、車両整備の仕事などを紹介したり体験するコーナーもあり、運転台のレバーをガチャガチャ動かしたり、車両のドアの開け閉めや車内放送をすることもできました。
2階には、お約束の鉄道模型ジオラマが1時間毎に運転されていましたが、比較的大振りな鉄道模型の前面カメラの映像を見ながら,自分で運転できるコーナーがあり、息子も楽しんでいました。
ビデオカメラだけで、写真を撮り損ねました・・・。
12時過ぎに、昔はブルートレインで使われていた食堂車ナシ20を使ったお食事処でお昼ご飯。
お食事処といっても、基本的には駅弁を食べられる程度ですが、お父さんは生ビールと焼き鳥(笑)。
最後に食堂車で食べたのは、6年前の北斗星ででした。
最後に、忘れてはいけない、旧梅小路機関区の扇形庫でSLを見ました。
なぜ京都に鉄道博物館ができたか、遊休地があったのもあるのでしょうが、以前から京都駅の外れに梅小路蒸気機関車館という蒸気機関車を保存・展示する施設があって、そこを発展させて作られたのがこの京都鉄道博物館だったのでした。
以前、大阪に親戚がいて、小学生時分に遊びに行ったときにここへ連れてきてもらった憶えがあります。
今でも、走れる状態(動態保存)のSLが何両かあって、短い区間を体験乗車できるようになっていましたが、時間がなく断念。
既に走らない状態(静態保存)で展示されているSLは、運転台に入ることもできます。
電車は、電車でGoの見よう見まねで動かすフリはできますが、SLはレバーがたくさんあって良くわかりません(笑)。
出口は、国登録有形文化財の旧二条駅を移築した建物で、館内はミュージアムショップになっていました。
帰りは素直にバスで京都駅に向かい、相方と息子は土産物選びを、私はホテルに荷物を取りに行って、新幹線に乗り込みました。
帰りも、またしても「ひかり」号(苦笑)。
車内でも、京都麦酒などの地ビールを何本か。
東京駅で乗り換えて、千葉の自宅には18時過ぎに帰り着きました。
今回、東海道山陽新幹線で「ひかり」号を使った訳は、フルムーン夫婦グリーンパスの適用年齢に達して利用したからでした。
国鉄時代の発売当初に、上原謙と高峰三枝子というリタイア世代の俳優がポスターに出ていたので、退職後に利用するようなイメージがあるかも知れませんが、実は夫婦の年齢を合わせて88歳から利用可能ということで、10月で私が47歳になり、41歳の相方と合わせて88歳で使えるようになりました。
岡山~京都はN700系ばかりではつまらないと思い、九州新幹線「さくら」号と関空特急「はるか」号を乗り継ぐ手もあったと旅行中に考えましたが、三連休中のため「さくら」号が満席で断念しました。
もっとも、歳が行ってから子供が産まれた夫婦が未就学児を連れて旅行することを想定していたかわかりませんが、2人掛けグリーン席の肘掛けは跳ね上がらないので、息子は少々窮屈な思いをしていたかも知れません。
そんなこんなの3泊4日旅行、今回も洋館巡りは叶いませんでしたが、4日間も飲み鉄できたので、良しとしましょう。
次回こそは洋館を・・・。
梅小路蒸気機関車館時代には子連れで何度か行ったのと、自身が幼少期〜学生時代には何度か行っています。
何年か後に、近くに山陰線の駅も新設されます。
ナシ20は弁天町の交通科学館から移設したものかと思います。小学生の頃に中で食べた記憶が。
フルムーン、よく考えたらうちも対象になります。年取ったなぁ(^^;;
近所の施設は、いつでも行けるからとなかなか行かなかったりしますよね。
京都鉄博のすぐ脇を高架橋が通っているので、駅を作るのは納得です。
私も交通科学館に連れて行ってもらいましたが、梅小路ほど印象はなかったです。
フルムーンパスは、意外と早く使えるものですよね。
適用年齢は、思ったほど高くないんですよね。
グリーン車のパスなので、その上位のグランクラスは使えないようです。
でも、グランクラス、一度は乗ってみたいものですね。