初キャンプ(乗り物編)
2018年 09月 29日





昼過ぎにツインリンクもてぎを出て、昼食は、駐車場が満車に近い盛況だった道の駅もてぎで、ゆず塩ラーメンや新米天丼などを食べました。

平成8(1996)年にC12-66を復元して運行を開始したSL列車で、このC11-325はその予備機関車として、新潟県水原町(現・阿賀野市)で保存されていたものを譲り受けて復元し、平成10(1998)年から運行を開始したそうです。
車の回送は相方に頼み、息子としばし二人旅。

牽引する客車はわずか3両ですが、小型機関車なので、登り坂では蒸気機関の脈動を感じるほど、ゆっくりと進む場面もありました。
牽引されるのは、今となってほぼ原型のまま残るのはここだけとなった50系客車。
当時はレッドトレインと呼ばれた赤い塗装でしたが、SLに合わせて茶色い塗装に、旧三等車を模したような赤帯をまとっています。

貨物列車が減って余った機関車を使って安価に旅客列車を増発すべく、昭和52(1977)から導入された客車で、最盛期の国鉄末期には約1,000両が、北は北海道から南は九州まで、あちこちで走っていました。
青春18きっぷで北海道へ行くとき、何度か乗ったなぁ。
ただし、車内は113・115系電車や40・48系気動車と似ていて、高度経済成長期の無機質な作りで、ノスタルジーを感じるような古さというか珍しさはありません。

列車に乗っても窓を開けて外を眺めたことなどない息子は、珍しそうにのどかな景色を眺めていました。
沿線には、カメラを構えた撮り鉄の人たちや、手を振る住民や観光客など、意外と多くの人たちがいました。

東京駅から下館駅までは、常磐線の友部か東北線の小山で乗り換えて2時間余りと、東京から最も近いSL列車のはずですが、正直、ほとんど知られていないのではないかと思います。

真岡駅前には、SLキューロク館という展示施設があり、49671号機と旧型客車が保存展示されています。
この49671号機は、真岡市の井頭公園で保存されていたSLで、動態保存のC12-66とC11-325と並んでSL観光の目玉とするべく、平成26(2014)年に真岡駅へ運ばれてきて展示されているそうです。
コンプレッサーのエアをシリンダーに送り込んで、移動できる仕掛けも備わっているとか。

真岡からは北関東道と常磐道で帰れますが、三連休の渋滞が生じていたため、国道や県道をテレテレ走り、3時間余りで千葉の自宅に帰宅。
ということで、ホンダ・コレクション・ホールで懐かしい車を見て、真岡鐵道のSL列車に乗った「乗り物編」でした。
ツインリンクもてぎのキャンプ場はキレイで意外と近かったですし、今回は満室でしたが千葉県内にもグランピングできるキャンプ場もあるので、またお手軽キャンプに行ってみたいと思いました。
http://www.bsfuji.tv/30thsuzukafomural1/pub/index.html
リポーターの今宮さんも川井ちゃんもまるで別人(笑)
真岡鐵道、楽しまれた様で何より。50系客車、最後に乗ったのは門司港〜小倉。最近まで残っていた印象ですが、これも二十年近く前になるんですね。
CGTVで久々に田辺氏を見たときもそうでしたが、彼らを10年以上見ていないので、同じく感じるのかもしれません。
もっとも、自分自身も…(苦笑)。
50系客車は、30年前の高校生当時、東北線で乗った記憶はありますが、最後にいつ乗ったか記憶にありませんねぇ。
窓を開けて乗る非冷房車も、観光でなら悪くなかったです。