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箱根伊豆旅行2019GW(箱根編)

平成から令和に変わるGWは世の中的に10連休で、どこもここも大混雑でしたが、息子が小学校に入り、旅行という理由では休みづらくなったこともあり、箱根と伊豆に行ってきました。
伊豆と箱根というのは、宿が数多(あまた)あり、いつものように世の計画的な方々から乗り遅れて、2・3週間ほど前でも何とか予約可能だったという選択でした(苦笑)。


高速道路は大渋滞必至で、箱根と伊豆はそこそこ公共交通が整備されているので、電車で行くことにして、まず向かったのは新宿駅。
乗ったのは、小田急ロマンスカーVSE50000系で、2005年デビューなので既に14年選手ですが、白いボディーがキレイに保たれているおかげか、古さを感じません。
【追補】残念ながら、2022年3月に定期列車の運行を終え、2023年12月には完全に引退しました。
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サルーン席という、仕切られたセミコンパートメントで、編成に3ボックスしかないのですが、たまたまキャンセルが出たのか、10日ほど前に予約できました。
ちなみに定員は4人で、特急料金込みでボックス単位の料金になっていて、新宿〜箱根湯本は4360円です(一般席大人1090円の単純に4人分)。
ロマンスカーの指定券は、e-Romancecarという小田急電鉄の予約サイトで、予約から購入までできました。
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新宿駅を発車してから、先頭車へ探索。
先頭に16席だけの展望席は一番人気で、予約の空きはなかなか出ませんが、サスガいい眺めでした。
このVSEは、天井に空調ダクトがなく、高いドーム天井が特徴です。
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新宿11時発の列車に乗りましたが、町田を通過したあたりの11時半頃から、車内で駅弁を食べました。
息子は、最新型ロマンスカーGSEのケースに入ったGSE弁当を食べました(電話で事前予約すると、席まで持ってきてくれます)。
相方は、たまたま新宿の小田急百貨店で開催中だった北海道物産展で海鮮丼を、私は同じく物産展で男爵コロッケなどをツマミに昼から飲み鉄。
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途中小田原だけに停まり、1時間20分で箱根湯本駅に到着。
2009年にリニューアルされたようで、2014年に乗り換えてはいたものの、降りるのは初めてでしたが、キレイでエレベーターやエスカレータも整備されていました。
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車内で昼食を食べていたおかげで、混んだ飲食店に並ばずに済みましたが、狭い駅前エリアには買い食いできるお店もたくさんあって、チェックイン時間まで散策できました。
息子の顔の大きさほどもある、大きなお煎餅。
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大人は、箱根焙煎珈琲というお店(後ろの行列店)の、珈琲牛乳ソフトを。
香りだけでなく、適度な苦みもあって美味しかったです。
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宿へは、ホテルが共同で運行しているバスで10分ほど。
マイクロバスでは定員が知れているので、通常は30分毎の運行のところ、10分毎ぐらいに運行されていましたが、狭い路地を縫って走っていたので、大きいバスを走らせるのは難しそうでした。
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1泊目の宿は、ホテル南風荘icon
電車で行けそうな、箱根、湯河原、熱海、伊東、東伊豆、下田、中伊豆の宿を検索して、2・3週間前でも予約できた宿の中で、評価がそこそこ良さそうな宿でした。
バブル期に増築されたと思しき別館(右側)でしたが、本館へのアクセスが5階の渡り廊下だけというのは、ちょっと面倒かも知れませんが、リニューアルされていてキレイでした。
普段は5時過ぎにチェックインすることが多い我々ですが、珍しく3時のチェックイン時間すぐに宿に入りました。
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手前が和室で奥にベッドがある和洋室で、青と白が市松模様に張られた障子が目を惹きました。
ただ、宿の造り(上の写真のギザギザな窓配置)から、障子を開け放すと隣室から覗き見えてしまいそう(笑)。
以前、とあるホテルでは、ベッドの他に宿泊人数以上の布団を敷くと追加料金と言われたこともありましたが、逆に「布団は何人分敷きますか?」と聞かれて、2人分をお願いしました。
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温泉は本館1階と地下1階にあり、夜と朝とで男女が入れ替わるパターン。
これだけ大きな温泉ホテルなので、加水循環なのでしょうが、強い温泉臭もしない代わりに塩素臭さもなく、温泉を出ても、なかなか汗が引きませんでした。
ただ、若い女性向きのような香りのシャンプーとリンスだったのが、何とも。
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(写真はホテルのHPから引用)


夕食は、別館6階(最上階)のレストランで。
和食、ステーキ、しゃぶしゃぶの3種類が選べたので、事前に和食1とステーキ2とお願いしていました。
ステーキでも、サラダにスープ、ロールキャベツが順次運ばれてきました。
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ステーキは、別添えの野菜ソースを付けて食べました。
供されたときは、鉄板ジュウジュウで湯気モウモウの状態だったようですが、息子をトイレに連れて行っている間に、収まってしまいました(涙)。
それでも、適度に柔らかくて、美味しかったです。
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旅行初日で、初めての電車や駅弁、買い食いに温泉と、盛りだくさんで疲れたのか、息子は8時過ぎには寝てしまいました。
買い込んだビールやワインで部屋でもチビチビと。



翌朝は、朝風呂に使ってから、夕食と同じ別館6階のレストランで朝食。
ビュッフェスタイルだったので、好きなものを食べ過ぎてしまいました。
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往きと逆に、共同運行バスで箱根湯本駅まで戻り、一本裏通りに入ると、比較的大きな川が流れていました。
川遊びするほどキレイな水ではないものの、見ている分にはそこそこキレイでした。
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箱根湯本駅に戻って、小田原駅側のホーム端から、複雑な分岐器構成が見えました。
一番左からくるのは登山電車用の軌間1435mmの線路で、そこに真ん中と右から小田急線と同じ軌間1067mmの線路が合流しています。
昔は登山電車も小田原まで乗り入れていたような気がしますが、2006(平成18)年以降は、小田急のお下がり車両が、箱根湯本~小田原を走ることになったようです。
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こちらが、小田急のお下がり車両を使った普通電車で、小田急沿線に住んでいたので、小田急で走っていた当時は通学から通勤までよく乗っていたはずです(笑)。
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風祭駅で降りて、10年前にも来たことがある、鈴廣が運営するかまぼこの里へ。
事前に予約すれば、かまぼこやちくわの製造体験もできるようですが、GWの直前予約では空きもなく、試食をしながらお土産を見て回る程度。
館内にはかまぼこバーという有料試食があり、「板前ちんみセット」と地ビールをいただきましたが、ビールといっても、瓶ビールと一緒に出てくるような小さなグラスで供されるだけなので、飲むペースを誤ると、一口で飲み干してしまいそうな・・・。
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相方と息子はジェラートを食べるなどして、1時間ほど楽しんだ後、再び箱根登山鉄道に乗って小田原駅へ。

続く




Commented by gosyurin at 2019-05-12 18:35
10年前の我が家のようです(笑

ロマンスカーには、かつて1度だけ新宿→小田原を小田急に乗り、小田原から新幹線で京都へ帰った記憶があります。
Commented by okuruma1970 at 2019-05-12 19:29
》gosyurinさん
10年前のロマンスカーは、VSEだったのでしょうか。
私も35年ぐらい前(笑)に、高槻の親戚宅から、大阪しなの→ひかり→ロマンスカーで帰ってきたことがあったような。
以前は『ひかり』がもう少し便利でしたが、今は『のぞみ』以外は新幹線にあらず、みたいなダイヤですね。
Commented by gosyurin at 2019-05-13 19:34
たぶん、LSEだったと思います。
Commented by okuruma1970 at 2019-05-13 21:54
》gosyurinさん
長命だったLSEも、昨年廃車になってしまいましたね。
by okuruma1970 | 2019-05-11 07:00 | 国内旅行記 | Trackback | Comments(4)

Peugeot306CabrioletとPorscheBoxster987のオープンカー2台生活だったのがBoxsterを手放したので本当は1台だけ、といいつつただの旅日記かも


by okuruma1970