土崎港祭り
2007年 07月 21日
目的は、土崎港祭りというお祭りです。
私は平成12年2月から14年2月まで、転勤で秋田に住んでいたのですが、秋田の同じ職場の人達に誘われて、お祭りに二度参加しました。
飲んで騒いで引っ張って、疲れるけれど楽しいお祭りだったので、東京に戻ってからも一度参加していました。 そんなお祭りに、今年は4年ぶりに参加してきました。
町内会毎に作った曳き山を、町内縦横に曳き回し、土崎神明社に奉納・参拝するお祭りで、毎年7月20・21日の2日間行なわれます。
今年は31台の山車が参加する盛況ぶりでした。 写真は他の町内会の山車です。
ところどころで水分(主にビールやチューハイなどのアルコール類)補給しながら、(重さどれぐらいなんでしょう、2トンぐらいあるのかなぁ)曳き山を曳きます。
もちろん操舵やベアリングなんてもってのほか、木の車軸に木の軸受、木の車輪という、転がりにくい古来からの山車で、引くのは体力勝負です。
曳き山にはお囃子の人達が乗り、太鼓や笛、鐘を操って、「港ばやし」というお囃子を演奏しつづけます。 個人的には、このお囃子が大好きです。
動画初挑戦で、携帯で撮った動画をアップロード可能なファイル形式に変換したので、画質は悪いですが、お囃子の調子や、体力勝負で勢いよく引っ張っている雰囲気がお分かりいただけますでしょうか。
20日(金)は仕事だったので、秋田新幹線こまち号の最終列車で秋田に向かい、お祭りには21日(土)の朝から参加しましたが、会う人会う人に「お久しぶりです」の挨拶でした。
山車をバックに、浴衣姿の私であります。
「給与」という黄色いたすきを掛けていますが、参加者は全員たすきを掛けています。
参加者各自に役割が与えられているのですが、たすきは役割毎に色分けされ、背中側には町内会の名が記されています。
「給与」というのは、休憩時に飲み物や弁当を配る雑用係(笑)です。
でも水分補給しないとバテてしまいますし、お祭りなので飲まないと盛り上がりません。
そういう意味では、実は重要な仕事であります。
昼間は、浴衣姿に足袋に雪駄(草履)で曳いていますが、「戻り山」と呼ばれる21日夜のクライマックスでは、もっと動きやすい格好に着替えて、足下も脱げない地下足袋に履き替えて引っ張ります。
ときどき山車を引っ張りつつ、疲れたら後ろで掛け声を掛け、喉が渇いたらビールを飲んで、そんな繰り返しです。 飲んで叫んで力仕事、いいストレス発散になるんですよねぇ。
交差点では車輪に油をまきながら、一気に引っ張って山車の向きを変えます。
朝8時に出発して、この時点で夜11時。
町内会の集会所に帰り着いたのは、夜中の1時過ぎでした。
さらに集会所で打ち上げが3時過ぎまで。 よく飲みました(笑)。
開けて日曜日午前は山車の解体やゴミの片付けをして、お疲れさん会の乾杯まで顔を出してから、列車に乗って帰りました。
帰宅したのは夜7時過ぎ。 疲れました、が心地よい疲れの週末でした。
また来年も参加できるかなぁ。
2日間にわたるお祭り参加おつかれさまでした。充実充飲なさったご様子ですね。
給与とはおもしろい名前の役目ですね。たすきすがたもたくましいですよ。
ところで、始めてお顔を拝見させて頂いた様な(^^
確かに充飲いたしました(笑)。
私も最初は「給与」って何するんだろうと思いました。
>>people-ossanさん
浴衣着たり、お囃子を聴くと、お祭りだなぁって思いますよね。
近所でも小さな御神輿を担いでいるのですが、やはり迫力が・・・。
すいません、小心者なもので・・・。
浴衣姿のうなじぐらいは撮っておけばと悔やんでおります(苦笑)。
>>ROYさん
地域によって、神社によって、五穀豊穣や豊漁など色々あると思いますが、祈りが込められていたのは確かでしょうね。
まぁ私の場合、飲みに行っているといいますか・・・(笑)。
基本的に呑兵衛なので、まず自分の喉を潤さねば・・・(苦笑)。
今時の若者も、こういう場で他人様のニーズを感じ取る訓練をすると、いくらでも仕事が転がり込んでくると思うんですけどねぇ。
>>gopさん
確かにお祭りは、見るよりも参加してナンボですね。
ただ、ヨソ者を拒む土壌もないわけではないわけでして、たまたま私は環境に恵まれたのでした。
お祭りの興奮で遅くまで起きられつつ、疲労で一気に眠れる、身体的には一番いい状態だったと思います。
恥ずかしげもなく、顔は稀に出しているんですけどね(笑)。
ようこそいらっしゃいました。楽しいお祭りですよね。
同じ町内でご参加でしたか。ビールをお配りしたかも(笑)。
山車馬鹿サイトは参加前に覗かせてもらっていました。
できれば、また来年も参加したいと思っています。