出張ついでに(お花見編)
2009年 04月 17日
(季節ネタを優先して、山形温泉旅行はひと休み)
はじめは翌日(土曜日)に洋館巡りするだけのつもりでしたが、遅めのお花見ができたような気がして検索したところ、ドンピシャでお花見開催中でした。
大阪造幣局の桜の通り抜けです。
大阪駅そばのビジネスホテルに荷物を置いて、谷町線で天満橋に向かおうと市営地下鉄の東梅田に行きましたが、券売機から改札口から至るところに「造幣局の桜の通り抜けは天満橋まで200円」と、ご丁寧に掲示されていました。
大阪では、それぐらいの恒例行事なんだろうなぁと実感しました。
会場に着いたのは、まだ明るい6時過ぎぐらいでしたが、まずは一通り見物。
本来は正門のはずの桜ノ宮橋側は出口で、天満橋側が入口の一方通行になっています。
八重桜が中心なのでしょうが、すでに葉が芽吹きつつも、まだ見事に咲き誇っていました。
毎年、「今年の花」というのが選ばれているようで、今年は「平野撫子」という品種のようでしたが、デジイチを抱えたカメラマンから、携帯で撮る人まで、群がっていました。
明るいうちは熟年層が中心でしたが、こんな華も咲いていました(笑)。
かなり歩いていくと、左手にレンガ造りの建物が見えてきました。
現在は造幣博物館として使われている、明治44年築の旧火力発電所です。
混雑する桜の通り抜けの時期は休館しているようですが、それに加えてリニューアルしていたようで、GWの4/28オープンと書いてありました。
遠巻きにはそれなりに見えますが、リニューアルに気合を入れすぎたのか、レンガは新築のタイルのようにピカピカで、経てきた年月というか風格は見事に消し去られていました(涙)。
会場では、なぜか東京勤務時代の同僚とバッタリ出くわしたりしました。
そんな感じで一通り見物してから、ビールに焼鳥、お好み焼きに果てはキュウリの一本漬けまで、誘惑の魔の手、もとい屋台が立ち並ぶ土手沿いを通って、再び天満橋側の入口へ戻りました。
日は暮れて、スーツ姿の仕事帰りのサラリーマン(自分もそうでしたが)の割合が高くなり、また人出もさらに多くなってきました。
アルコール抜きで見る夜桜は、昼の桜と雰囲気が違って、何やら妖艶です。
ライトアップされた旧火力発電所は、桜と相まって雰囲気がありました。
2周目の夜桜見物を終えて、再び通った土手の屋台通りでは、屋台とは思えないような立派な仮設居酒屋で宴会真っ盛り。
連れがいれば私も座って飲みたいところでしたが、さすがに一人で飲む根性もなく、さりとて誘惑には抗しがたく、「はし巻き」という箸に巻かれたお好み焼き風をつまみに、缶ビールで一杯。
軽く喉を潤しただけで地下鉄に乗って東梅田(大阪)駅に戻り、行くときに気になっていた大阪駅ガード下新梅田食堂街をウロウロ。
ガード下の飲み屋街って雰囲気は好きなのですが、いつもは、先陣を切って暖簾をくぐってくれる、臭覚の発達した諸先輩方についていくだけの根性なしな私。
飲みたいな、でも・・・と15分ほどウロウロして、意を決して立ち呑み屋に飛び込みました。
大阪に来たら食べたかった、串カツ。
それから牛スジとガンモのおでん。
串カツ1皿(2品)とおでん1皿(2品)、ビール2杯、全て300円の明朗会計で計1,200円。
ちょっとは雰囲気を味わえました(笑)。
これで飲み足りるわけもなく、部屋であと2本。
朝4時半起きで新潟を出てきたので、ほろ酔いでぐっすりでした。
毎度のことながら、お花見しに来たのか、飲みに来たのか、メーカーと打合せしに来たのか(一応は本来の目的、のはず)、よくわからないですねぇ(苦笑)。
(続く)
八重桜のほうが好きかな。
どうも、そめいよしのは、こう、花の「はかなさ」とかいう悲哀感のような
ものが頭を過ぎり・・・まあ、考えすぎなのですがね。
てんまばしね~京阪と鴨川沿いの桜のコントラスト。黄緑と緑の電車
があった時代は素敵でしたが、最近色換えして、濃緑と白なんですよね
まだ、馴染めません。紺×白というのもできましたね。
京阪は、古めかしい車両と、関西の風情とのマッチングが独特な印象
ですきでしたね。
阪急で通っていた時期もありますが、新梅田食堂街へ行ったのは2~3回でした。やはり会社最寄り駅での飲み会が多かったです(大阪環状線)
私も今日の仕事先が大阪で、名古屋には明日行こうと思っていたのですが、今日の夕方帰って来いとの無情な連絡が。。。
確かにソメイヨシノは儚く、八重桜は華やかですね。
私は花より団子より、おちゃけですが・・・(苦笑)。
京阪は中ノ島新線の関係で塗装を一新しているのでしょうか。
オリジナルを堅持しているのは、阪急マルーンだけなのかな。
>>gosyurinさん
ピッタリの時期にこういうイベントがあると、つい見に行きたくなります。
新梅田食堂街は、JR⇔阪急の乗り継ぎ時に吸い込まれる空間、って感じでしょうか。
でも、わざわざ行くまでもなく、大阪には飲みやすいお店が多いのでしょうね。
新潟から東京だと、1時間の会議でも1日がかりですが、それはそれで徒労感におそわれます・・・。
「出張ついでに」という言葉に釣られてやってきました。(笑)
お花も綺麗ですが、食べ物とお酒がもっと気になります。
「はし巻き」は始めてみました。卵がのっていますね。大阪焼きに味が似ていると予想します。(笑)
大阪は安くて美味しいお店が多く楽しいですね。
また行きたくなってしまいました。
私も花より団子よりお酒のクチです(笑)。
「はし巻き」の卵はサービスでのっていたようで、他の出店では卵なしが主流でしたが、基本的にお好み焼きの類と同じで、持ちやすくしただけです。
大阪には安くて美味しいお店が多いと聞きますが、暖簾をくぐる度胸がなく、かといって連れて行ってくれる知人もいないもので、そういうお店に憧れます。
関西方面への出張時は、ぜひ美味しいお店もご紹介ください。