まずは、バスで宇都宮大学・峰キャンパスへ。
宇都宮大学の前身である、宇都宮高等農林学校の講堂が今も残っています。

大正13年に建てられた、横羽目板張りの木造建築です。
同時期に建てられ似た用途の建物なので当たり前なのかもしれませんが、長野県上田市の上田蚕糸専門学校や滋賀県彦根市の彦根高等商業学校の講堂などと、雰囲気が似ています。
特徴は大きく張り出した玄関ポーチで、1本でも比較的立派な支柱が、片側4本計8本で支えられていて、細かい装飾も施されています。

装飾といって、目を引くのは正面上部の縦5連窓の上で、よく見るとフクロウのようなモチーフが浮き上がっていました。
学校のイメージキャラクターだったのか、正面出入口の上部ガラスにも同じモチーフがありました。


建物は宇都宮大学開校60年を記念してか、きれいに修復されたようです。
基本的に館内は公開されていないようですが、学生の作品展などのため、ときおり公開されることもあるようです。
この他に、大谷石が積まれた旧図書館という建物もありました。
お次の建物は(More)
普通は洋館だけを見ている私ですが、年始に書いたように家造りを考え始めている中で、東京ガスの実験住宅(?)「SUMIKAプロジェクト」を知り、一般公開を聞きつけて、申し込んで見に行ってきたのでした。
4人の建築家によるコンセプト住宅が、宇都宮市街の東京ガス社有地に建てられています。
まずは、西沢大良氏による「宇都宮のハウス」を見学。
地中に埋め込まれた11本の杭で、半透明素材の軽量屋根が支えられ、太陽の動きと生活動線を計算して、朝はベッド、昼食時にはキッチンに日が差すように、トップライトが配置されています。
屋根の全体が明かりを通し、また荷重は壁では受けていないため、壁面は全て外側に開く開き戸で構成されていて、用途や風通しなどの必要に応じて開閉できます。

床は、玄関からキッチンまでが床暖のコンクリート、ダイニングからベッドルームまでがフローリング、そして奥の水回り付近は市松状に植栽とブロックが配置されていました。
床暖房とともに、夏季は井戸水と熱交換した水を循環させて、床冷房を行えるそうです。


ユニットバス以外はワンルームというのは現実的ではないものの、光は屋根から採って周囲は必要に応じて開閉するという考え方は部分的に、年中安定している地中熱を使って夏場も低負荷で涼を得る考え方は一般にも使えそうです。
ちなみに、後者に近いシステムを採用している建築業者も、候補の一つに考えていました。
隣には(More)
乗っていた車は、1984年に登場した2代目のサンクで、Super5(シュペール・サンク)とも呼ばれています。
そのうち、1987年にマイナーチェンジを受けた後期型です。
写真は、手放す間際に、房総方面にドライブに行って撮ったものです。

GTXというグレードで、エンジンはSOHC1,721ccで、変速機は5MT。
後期型の中でも初期モデル(1989年式)のキャブレター仕様で、馬力は90PS。
(1990年以降の後期モデル・インジェクション仕様は、73PS)
新しいインジェクション仕様よりもキャブ仕様の方がパワーがあるのと、初期モデルのカラードバンパーに対して後期モデルは樹脂無塗装だったこと、もちろん値段が安いこともあって、1990年に登録された約2年落ちの中古車を手に入れました。
シグナルGPではAE86と遜色ない加速をしていたので、パワーはあったと思いますが、冬場はチョークを引いてもエンジンの掛かりが悪かったです(笑)。
いろいろ走り回りました(More)
以前も、建物仲間と行ったことはありましたが、新デジカメの試し撮りです。
こんなケースとストラップを買ったので、ようやく外に持ち歩くことができるようになりました。

純正革ケースは、合皮っぽくてイマイチ好きになれなくて、ネットを徘徊していて見付けたのが、Aki-Asahi.comの革ケースと革ストラップです。
ヌメ革を手染めしたもので、いい色が出ています。
江戸東京たてもの園は、両国にある江戸東京博物館の別館で、小金井市の小金井公園の一角にあります。
その小金井公園には、蒸気機関車C57と旧型客車スハフ32が展示されています。

江戸東京たてもの園にも、昔の都電の電車が展示されています。

江戸東京たてもの園というだけあって、江戸または東京にまつわる建物を移築展示しています。
もちろん私が好きな洋館もありますが、火災の延焼防止と装飾のために建物正面を銅板で覆った看板建築も何棟か移築されています。
菱模様や波模様など、銅板の貼り方に職人技を見ることができます。

洋館だけでなく(More)